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J-GLOBAL ID:201402204198460512   整理番号:14A0362278

高蛋白質摂取量は高齢日本人女性の虚弱の低罹患率と関連する:多施設断面調査

High protein intake is associated with low prevalence of frailty among old Japanese women: a multicenter cross-sectional study
著者 (4件):
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巻: 12  号: Dec  ページ: 12:164 (WEB ONLY)  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: U7032A  ISSN: 1475-2891  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景 蛋白質摂取量は虚弱と逆の関連があった。しかしながら,虚弱に及ぼす種々の蛋白質源(動物性または植物性)または蛋白質を構成するアミノ酸の影響を調べた研究はない。よって,著者らは,高齢の日本人女性の蛋白質及びアミノ酸の摂取量と虚弱との関係を調べた。方法 日本の35都道府県の栄養学校85校において実施したこの断面的多施設研究に,年齢65歳以上の栄養学科学生の祖母または知人総計2108名が参加した。総蛋白質,動物性と植物性蛋白質及び8種の選択したアミノ酸の摂取量を,有効な簡易型自記式食事歴質問票及びアミノ酸組成データベースから推定した。虚弱は次の要素4種の3つまたはそれ以上の存在として定義した:緩慢な動作及び弱さ(2点),疲れやすさ,低身体活動度及び意図しない体重減少。結果 虚弱な被験者数は481名(23%)であった。蛋白質摂取量の第1から第5五分位における虚弱の補正したORs(95%CI)は,それぞれ1.00(対照),1.02(0.72,1.45),0.64(0.45,0.93),0.62(0.43,0.90)及び0.66(0.46,0.96)(P-trend=0.001)であった。総蛋白質摂取量(>69.8g/日)の第3から第5の五分位に分類された被験者は,第1の五分位の被験者より有意にORsが低かった(すべてP<0.03)。動物性と植物性蛋白質及びすべての選択したアミノ酸の摂取量も虚弱と逆相関し(P-trend<0.04),多変数で補正したORではもっとも高い五分位ともっとも低い五分位との比較は,これらの食事性変数のORsが,総蛋白質より注目度が低いとはいえ動物性蛋白質では0.73,植物性蛋白質では0.66及びアミノ酸では0.67~0.74であった。結論 総蛋白質摂取量は,高齢日本人女性における虚弱と有意な逆相関を認めた。総蛋白質と虚弱との関連は,蛋白質源及び蛋白質構成アミノ酸にかかわらず見られるものであるかもしれない。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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栄養調査  ,  老人医学  ,  食品蛋白質 

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