文献

J-GLOBAL ID：201402208442266001   整理番号：14A0300179

相分離多孔性ガラス上でのCs⁺イオンのイオン交換 細孔内の残留ゾルの影響

Ion-exchange of Cs⁺ Ions on Phase-separating Porous Glass: Effect of Residual Sol in Pores

著者 (6件)： YAMASAKI Kazuko (Mikasa Nanotechno Co. Ltd., Osaka, JPN) ,  YAMASAKI Kazuko (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  NAGASAWA Hiroshi (Mikasa Nanotechno Co. Ltd., Osaka, JPN) ,  NAKAJIMA Hiromitsu (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  AMEMIYA Takashi (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  ITOH Kiminori (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN)
資料名： 電気化学および工業物理化学  (Electrochemistry)
巻： 82  号： 3  ページ： 162-164  発行年： 2014年03月05日 
JST資料番号： G0072A  ISSN： 1344-3542  CODEN： EECTFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 相分離多孔性ガラス(PG)を,水溶液からCs⁺イオンのイオン交換反応に関して研究し,細孔内の残留ゾル(特に,ケイ酸アルミニウム)の影響を調べた。Cs⁺イオンだけを含む溶液からのCs⁺取込みはアルミニウムの存在下でも不存在下でも優れていた。他のイオンを含む溶液では,Cs⁺の選択吸着は,アルミニウムがPG中存在しているときのみに認められた。その結果,Cs⁺イオン-交換はPGの化学組成のわずかな変化で制御できることが分かった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *相分離 ,  *ガラス ,  多孔性 ,  *セシウム化合物 ,  *金属イオン ,  イオン交換 ,  細孔構造 ,  ゾル ,  水溶液 ,  ケイ酸アルミニウム ,  取込 ,  *吸着 ,  化学組成 ,  選択性 ,  *セシウムイオン ,  *選択吸着 ,  *多孔質ガラス
準シソーラス用語： *多孔性ガラス

分類 (2件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  吸着剤  (YB03000W)

引用文献 (11件)：

• 1) K. Morimoto, K. Tamura, Y. Umemura, H. Sato, and A. Yamagishi, Chem. Lett., 40, 867 (2011).
• 2) A. Kitajima, H. Tanaka, N. Mainami, K. Yoshino, and T. Kawamoto, Chem. Lett., 41, 1473 (2012).
• 3) I. Yamaguchi, JAERI-Review, 2001-027 (2001).
• 4) K. Eguchi, Hyomen, 25, 184 (1987). [in Japanese]
• 5) T. Kasai, K. Yamasaki, A. Arisaka, T. Amemiya, and K. Itoh, Electrochemistry, 80, 632 (2012). [in Japanese]

タイトルに関連する用語 (7件)： 相分離 ,  多孔性ガラス ,  イオン ,  イオン交換 ,  細孔 ,  残留 ,  ゾル