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J-GLOBAL ID:201402209455505010   整理番号:14A1402947

π共役系分子を用いる有機電界効果トランジスタの最前線

著者 (2件):
資料名:
巻: 63  号: 12  ページ: 866-870  発行年: 2014年12月01日 
JST資料番号: F0168A  ISSN: 0454-1138  CODEN: KOBUA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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最近,飛躍的にキャリア移動度が向上しているπ共役有機材料の最前線研究を紹介し,解説した。1)有機電界効果トランジスタ,では半導体層の材料に有機物を用いたトランジスタである有機電界効果トランジスタ(OFET)は無機トランジスタと比べて軽量で柔軟性があることと印刷プロセスの利用により低コストで大面積の電子製品を作製できることが特徴であることなどについて述べた。2)低分子トランジスタ材料,ではペンタセン,ピセン,フェナセン,ジチオフェン類などの蒸着に適した低分子π電子系有機分子と,ペンタセン誘導体,ピセン誘導体,ジチオフェン誘導体などの溶液プロセスに適した低分子π電子系有機分子を用いたOFETの開発に関する研究を紹介した。3)高分子トランジスタ材料,ではポリチオフェン類やドナー-アクセプタ(D-A)型半導体ポリマーなどの半導体ポリマー,ポリチオフェンにジケトピロロピロール(DPP)骨格を導入して高キャリア移動度を達成したD-A型半導体ポリマー,DPPと同様の色素特有の強い分子間相互作用を持つイソインジゴを組み込むことにより高キャリア移動度を達成したポリマー,シクロペンタジチオフェン-ベンゾチアゾール共重合体のような多縮環系ポリマーを用いたOFETの開発に関する研究を紹介した。4)まとめ,では溶液プロセスに適応し,高い大気安定性をもつ有機材料の開発が今後の研究課題であることを述べた。
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分類 (4件):
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高分子固体の物性一般  ,  高分子固体の物理的性質  ,  四環以上の炭素縮合多環化合物  ,  トランジスタ 
物質索引 (1件):
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タイトルに関連する用語 (2件):
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