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J-GLOBAL ID:201402211664218367   整理番号:14A0910954

先進的補償偏光顕微鏡を用いた関節炎を引き起こす単結晶の線形複屈折の波長依存性の定量的解析

Quantitative analysis with advanced compensated polarized light microscopy on wavelength dependence of linear birefringence of single crystals causing arthritis
著者 (6件):
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巻: 47  号: 28  ページ: 285402,1-8  発行年: 2014年07月16日 
JST資料番号: B0092B  ISSN: 0022-3727  CODEN: JPAPBE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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尿酸モノナトリウム一水和物(MSUM,C5H3N4O3Na・H2O)とピロリン酸カルシウム二水和物(CPPD,Ca2P2O7・2H2O)は痛風と偽通風を引き起こす微結晶で,結晶の存在により生じる関節炎患者の関節腔にしばしば見られる。MSUMとCPPDを明確に区別することは,痛風と偽通風を適切に診断するために重要である。炎症細胞はこれらの結晶を取り込み,食作用と呼ばれ過程で結晶を溶かし,細胞の崩壊と細胞内消化酵素を放出する。その結果,骨と軟骨に痛みと損傷を与える。現在,MSUMとCPPD結晶は補償偏光顕微鏡(CPLM)を使って区別されている。本論文では,著者ら開発した先進的CPLM(A-CPLM)について報告する。この顕微法により,微小結晶の線形複屈折(LB)の波長依存性を測定することができ,MSUMとCPPDとの違いを今までより明瞭に区別することができる。本研究では,標準試料としてMgF2に対するLBの波長依存性の測定を行い,A-CPLMの性能,精度,感度を評価した。ついで,A-CPLMを使ってMSUMとCPPD結晶のLBスペクトルを測定し,両者を明瞭に区別できることを確認した。
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分類 (2件):
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光物性一般  ,  運動器系の診断 
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