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J-GLOBAL ID:201402212319935486   整理番号:14A0587254

諫早湾における大規模塩淡成層の消失プロセス

DISAPPEARANCE PROCESSES OF A LARGE SCALE SALINITY STRATIFICATION IN ISAHAYA BAY
著者 (5件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: I.1387-I.1392 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: U0103B  ISSN: 2185-467X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2000年12月有明海奥部で発生したノリの色落ち問題を契機に,有明海の環境悪化と諫早湾干拓事業との因果関係が社会問題としてクローズアップされた。本研究では,諫早湾内の塩淡成層が消失した期間である2009年8月1日~15日を対象に,有明海3次元流動モデルを用いて解析し,九州農政局によって得られた観測結果を再現すると共に,諫早湾内における大規模塩淡成層の消失プロセスを明らかにした。まず,有明海を対象に3次元流動モデルを用いて数値計算を行い,九州農政局の測定した塩分データと比較した。その結果,諫早湾内に形成された大規模な塩淡成層は,有明海部からの低塩分水塊が流入し,諫早湾南岸である島原半島に沿って有明海に流出することによって発達消滅することを明らかにした。
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分類 (1件):
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密度流 
引用文献 (9件):
  • 1) 東 幹夫:有明海の生き物たち(佐藤正典編),海遊舎,pp.320-337, 2000.
  • 2) 堤 裕昭,岡松絵美子,小川満代,高橋 徹,山口一岩,門谷 茂,小橋乃子,安達貴浩,小松利光:有明海奥部における近年の貧酸素水塊および赤潮発生と海洋構造の関係,海の研究,Vol.12, No.3, pp.291-305, 2003.
  • 3) 李 洪源,松永信博:諫早湾の底泥環境特性,土木学会論文集B,Vol.66, No.4, pp.321-334, 2010.
  • 4) 鯉渕幸生,佐々木淳,有田正光,磯部雅彦:有明海における水質変動の支配要因,海岸工学論文集,第50巻,pp.971-975, 2003.
  • 5) 深山顕寛,磯部雅彦,鯉渕幸生:有明海奥部における貧酸素水塊の動態に関する現地観測,海岸工学論文集,第52巻,pp.951-955, 2005.
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