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J-GLOBAL ID:201402212767649907   整理番号:14A1047456

9月におけるスギ品種(Cryptomeria japonica)の下部と上部幹の形成層領域組織におけるインドール酢酸(IAA)量に及ぼす樹冠長さの影響

Effects of crown length on indole acetic acid (IAA) amounts in cambial region tissues in lower and upper trunks of sugi cultivars (Cryptomeria japonica) in September
著者 (4件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 235-242  発行年: 2014年08月25日 
JST資料番号: L3386A  ISSN: 1435-0211  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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インドール酢酸(IAA)は,針葉樹の木部形成における重要な調節因子であると考えられてきた。しかしながら,研究はスギ(Cryptomeria japonica)樹木の形成層領域組織におけるIAAの内因性量について,ほとんど行われなかった。本研究で著者らは,9月における成熟したスギ品種(Kumotoshi,YaichiとObiaka)の下部と上部幹のIAA量とIAA量に及ぼす成長特性の影響を報告した。IAA量に及ぼす高さ位置(下部か上部幹)の影響は,双方向ANOVAによる遺伝的変異(Kumotoshi,YaichiまたはObiaka)のそれより大きいことがわかった。顕著な相互作用効果(遺伝的変異×高さ位置)はなかった。全樹木のIAA量は,下部の幹で3~42ng/cm2と上部の幹で9~47ng/cm2まで異なった。樹冠ベースからの樹冠長さと距離は,それぞれスギ品種の幹においてIAA量に及ぼす顕著な正と負の影響があった。樹冠ベースからの距離は,IAA量に対して樹冠長さより大きな影響があった。Yaichiにおいて,より高い樹木は,下部と上部の幹でより大きなIAA量があった。(翻訳著者抄録)
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森林植物学  ,  植物ホルモン 
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