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J-GLOBAL ID:201402212801934543   整理番号:14A1379141

自走式キャピラリー駆動型マイクロ流体デバイス内の連続流PCR:マイクロ流体挙動およびDNA増幅

Self-propelled continuous-flow PCR in capillary-driven microfluidic device: Microfluidic behavior and DNA amplification
著者 (7件):
資料名:
巻: 206  ページ: 303-310  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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マイクロ流体デバイス内の連続フローポリメラーゼ連鎖反応(CF-PCR)は,それらの高速デオキシリボ核酸(DNA)増幅の種々の病原体および食品種の現場検出のための大きな可能性を秘めている。しかし,たとえばシリンジポンプなどのフロー制御ポンプは絶対に必要だが,複雑で困難な作業を引き起こす。ここでは,流れを制御するために外部ポンプを必要としないマイクロ流体デバイスとして自走式CF-PCR(SP-CF-PCR)を提示した。PCR溶液は,単に入口上に滴下され,自律的に毛細管力によって輸送した。PCRマイクロ流体デバイス内の毛管流に対処する困難の一つは,PCR溶液の温度を周期的に切り替えることである。単一の定常状態温度帯を扱う前の理論的なアプローチとは異なり,最初に温度切替時の毛管流の変位を数学的に定式化し,シミュレーションのためのパラメータとして,各温度での粘度と毛細管圧の実験値を用いてシミュレートした。毛細管流動のシミュレーションと実験データとの間の優れたマッチングにもとづき,最適化した設計で150μmの幅と150μmの深さのマイクロチャネルは,PCRを実施するために1600mmを毛細管力によって14分以内で成功裏に転送した。著者らは,その概念を検証するためにSP-CF-PCRを利用した。特定のヒトゲノムからβ-アクチンの295bp,AH1pdmインフルエンザウイルスの232bpおよび大腸菌ゲノムDNAの16SrDNA95などの特定の塩基対の増幅を正常に達成し,著者らの装置の適用可能性を証明した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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遺伝子発現 

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