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J-GLOBAL ID:201402213326501897   整理番号:14A0401821

3,4-ジヒドロキシベンザルアセトンはAkt/Nrf2/グルタチオン経路を通じてパーキンソン病関連神経毒から保護する

3,4-Dihydroxybenzalacetone Protects Against Parkinson’s Disease-Related Neurotoxin 6-OHDA Through Akt/Nrf2/Glutathione Pathway
著者 (11件):
資料名:
巻: 115  号:ページ: 151-160  発行年: 2014年01月 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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パーキンソン病(PD)は酸化ストレスと関連がある。Chaga(Inonotus obliquus[persoon]Pilat)より単離される3,4-ジヒドロキシベンザルアセトン(DBL)は,抗酸化などの有益な生物活性を有し,正常細胞に対する毒性は比較的低いことが報告されている。そこで本研究では,PD関連神経毒である6-ヒドロキシドーパミン(6-OHDA)に対するDBLの神経保護的活性を調べた。ヒト神経芽細胞腫(SH-SY5Y細胞)を6-OHDA処理前にDBLで前処理すると用量依存的に細胞生存が向上した。DBLは無細胞系では6-OHDA誘導活性酸素種を減少させなかったが,細胞内ではNrf2の核移行を促進し,Nrf2依存的に抗酸化遺伝子の転写を活性化させ,グルタチオン合成を増加させた。またDBLはストレス関連キナーゼ(Akt,ERK,p38MAPK)を活性化し,PI3K阻害剤またはAkt阻害剤(ERK,p38,JNK阻害剤は否)はDBL誘導グルタチオン合成と6-OHDAからの保護を低下させた。以上の結果より,DBLはPI3K/Aktを通じてNrf2/グルタチオン経路を活性化し,6-OHDA毒性に対抗してSH-SY5Y細胞の生存を向上させることが示唆された。
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分類 (2件):
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生薬一般  ,  神経系疾患の薬物療法 

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