抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年の鉄道車両は,省エネルギー等の観点から軽量化や,高速化が進められている。これらの状況は,横風による車両の転覆に対して不利な条件となり,強風時の車両の空気力学特性の把握は,重要な課題となる。本研究では,盛土上を走行する鉄道車両の空気力係数と転覆限界風速の関係について考察する。米原大型低騒音風洞において,縮尺模型を用いて盛土上に車両を設置した風洞試験より求めた空気力係数と,DB手法から推定した空気力係数を比較する。また両者の空気力係数を静力学関係式に適用して求められる転覆限界風速を比較する。(著者抄録)