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J-GLOBAL ID:201402213934429406   整理番号:14A1094987

Arabidopsis thaliana axr2の優性Aux/IAA突然変異体における花序茎の光依存性重力屈性と負の屈光性

Light-dependent gravitropism and negative phototropism of inflorescence stems in a dominant Aux/IAA mutant of Arabidopsis thaliana, axr2
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巻: 127  号:ページ: 627-639  発行年: 2014年09月 
JST資料番号: G0618A  ISSN: 0918-9440  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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胚軸の屈性を示さないArabidopsis axr2/iaa7の優性Aux/IAA突然変異体における初期の花序茎の重力屈性と屈光性を調べた。axr2-1茎は暗条件で完全に重力屈性を欠落していたが,光条件下でゆっくりと屈性を取り戻した。野生型茎は正の屈光性を示したが,axr2茎は本質的に野生型(WT)と同じ光フルエンス応答曲線で負の屈光性を示した。ラノリンを含む1-ナフタレン酢酸を茎頂へ作用させると,WTの正の屈光性が強化され,axr2の負の屈光性が減少した。茎の断頭では,WTでわずかな負の屈光性がみられたが,axr2の負の屈光性に影響はなかった。P糖蛋白質1(pgp1)とpgp19の二重変異体では屈光性がみられず,断頭した二重変異体は負の屈光性を示した。オーキシン応答IAA14/SLR,IAA19/MSG2及びSAUR50遺伝子の発現は,WTのものと関連してaxr2とpgp1 pgp19茎で減少した。これらの結果から,茎の屈光性応答は茎頂からのオーキシン供給に比例していると思われ,負の屈光性は,初期の茎におけるオーキシンレベルやオーキシンシグナリングが最小限まで減少した際の一側の青色光照射に対する基礎的応答であると考えられた。対照的に,これらの処理の全てが野生型やaxr2茎の重力屈性を縮減するか,影響を与えなかった。内皮特異的プロモーターによりaxr2-1蛋白質を発現するトランスジェニック系列の屈光応答から,内皮のAXR2依存性オーキシン応答が茎の屈光性よりも重力屈性において重要な役割を担い,胚軸の屈性では機能しないことが明らかになった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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植物生理学一般  ,  植物に対する影響 
引用文献 (62件):

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