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J-GLOBAL ID：201402215165930663   整理番号：14A0051600

圧力振動を用いた新たな脱泡方法

Pressure-Oscillating Defoaming

著者 (1件)： 岩田修一 (名古屋工大 大学院工学研究科)
資料名： 塗装工学  (Journal of Japan Coating Technology Association)
巻： 48  号： 12  ページ： 570-576  発行年： 2013年12月30日 
JST資料番号： S0871A  ISSN： 0285-3787  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 筆者らは,圧力振動の印加によりShear thinning性流体中の気泡上昇速度を促進させる方法を紹介する。気泡が意図的に膨張・縮小するよう機械的に圧力振動させると,気泡近傍に生じる強い局所流れによって剪断粘度が低下し,気泡上昇速度は促進される。この方法により,Shear thinning性流体では,自然上昇速度と比較して,400倍を超える気泡上速度が得られた。気泡径の時系列変化を調べ,剪断粘度の十分な低下が示され,気泡上昇の促進効果を説明する知見が得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： *塗料 ,  *消泡 ,  振動 ,  気泡 ,  流動化 ,  ずり粘度 ,  気泡径 ,  経時変化 ,  *レオロジー ,  粘性流体 ,  ポリアクリル酸 ,  その場観察 ,  ビデオカメラ ,  *圧力振動 ,  ポリアクリル酸ナトリウム ,  ずり減粘 ,  係数 ,  輸送係数 ,  度
準シソーラス用語： 脱泡 ,  ずり流動化 ,  剪断粘度 ,  上昇速度

分類 (2件)： 塗料の性質  (YJ03020Q) ,  膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U)

引用文献 (8件)：

• 石井淑夫ら編 : “泡のエンジニアリング”, テクノシステム, p.753 (2005)
• 岩田修一, 内田信悟, 石田和人, 森秀樹 : 化学工学論文集, 33[4], 294 (2007)
• P.J. Carreau, D.C.R.De Kee and R.P. Chhbara; “Rheology of Polymer Systems”, p.41, Hanser, Munich, Germany (1997)
• S. Iwata, Y. Yamada, T. Takashima and H. Mori : J. Non-Newtonian Fluid Mech., 151, 30 (2008)
• 岩田修一, 山田悠介, 小森翔悟, 森 秀樹 : 化学工学論文集, 34[4], 417 (2008)

タイトルに関連する用語 (2件)： 圧力振動 ,  脱泡