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J-GLOBAL ID:201402215987248538   整理番号:14A0324496

マトリックス支援レーザー脱離イオン化イメージング質量分析は,歯系組織に関係する痕跡の歯科疾患を明らかにした

Matrix-assisted laser desorption/ionization imaging mass spectrometry revealed traces of dental problem associated with dental structure
著者 (8件):
資料名:
巻: 406  号:ページ: 1355-1363  発行年: 2014年02月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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歯周病は,自然治癒しないで,歯牙欠損を引き起こすので,重大な歯科疾患である。歯周病では,歯周組織の炎症が支配的であり,歯そのものへのその影響はまだ不明である。本研究で筆者らは,マトリックス支援レーザー脱離イオン化イメージング質量分析(IMS)を歯にはじめて適用した。筆者らは,歯周病によって影響された歯の解剖学的構造を正常な構造と比べることによって,歯の表面の痕跡の疾患を分析した。筆者らは,正常な歯から得られる質量スペクトルにエナメル質,象牙質,及び歯髄のそれぞれに特徴的なシグナルを見出した。次に,筆者らは,歯周病の歯にIMSを行った。質量スペクトルの全体の特徴が,正常の歯に類似して現れた。しかし,歯周病の歯からのシグナルを利用して再構成されたイオンイメージは,正常歯中の歯髄と歯根膜の画像化された損失を示した。また,イオンイメージは,m/z 496.3でのシグナルの蓄積を歯の根の表面で示した。単なる質量スペクトルからでは調べられないこの蓄積がIMSの利用によって明らかにされた。炎症についての最近の研究は,m/z 496.3でのシグナルがリゾホスファチジルコリン(LPC)を反映することを示した。シグナルの侵入が統計的に有意で,その強度プロファイルは,その影響が歯の深部に達していることを示した。このことは,歯周病が歯周組織の炎症だけでなく,LPCの根の表面へのLPCの侵入にも影響するので,抗炎症治療が従来の治療に加えて必要であることを示唆する。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の物理分析  ,  歯の基礎医学 
引用文献 (28件):

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