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J-GLOBAL ID:201402216394321855   整理番号:14A1505000

ジャガイモ(Phureja種)の塊茎中のスクロース,グルコース,及びフルクトースの定量のための高速液体クロマトグラフィーの開発と検証

Development and validation of a liquid chromatographic method to quantify sucrose, glucose, and fructose in tubers of Solanum tuberosum Group Phureja
著者 (5件):
資料名:
巻: 975  ページ: 18-23  発行年: 2015年01月15日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ジャガイモ(Phureja種)の生の塊茎中のスクロース(非還元糖),グルコース,及びフルクトース(還元糖)の定量のための高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を開発して検証した。クロマトグラフィーは,示差屈折率検出器(35°C)に接続したAMINEX HPX 87Hカラム(18°C)で行った。溶離液は10mMの硫酸である。本法のために確立された条件は,糖類,クエン酸,及びリンゴ酸の最適分離を与え,分離度は1,又は1以上であった。試験を行った4種の糖類の抽出法の中で,50%(v/v)のメタノール水溶液による2回の抽出が,最良の結果を与えた。この方法の回収率は,94.14~99.77%の範囲であった。本HPLC法を繰り返し性,再現性,直線性,及び検出限界と定量限界の点から検証した。繰り返し性と再現性を試験するときの相対標準偏差は,5以下であり,5.3~7.3の範囲の許容範囲を考慮すればふさわしい。また,回帰分析は,3~100mg/Lの定量範囲での本法の直線性を0.998以上に回帰係数によって支持した。3種の糖類の検出限界は3.0mg/Lであり,定量限界はスクロースで2.0mg/Lであり,グルコースとフルクトースで3.0mg/Lであった。4種のコロンビア栽培品種(Criolla Guanena,Criolla Paisa,Criolla Galeras,及びCriolla Colombia),及びPhureja種のコロンビア・コア・コレクションからの5種の在来種をUsme(ボゴタ)の特別区で生育させ,糖類の含量を分析した。スクロース,グルコース,及びフルクトースの含量は,塊茎の乾燥物の重量(100g)当たりそれぞれ0.93~3.11g,0.25~4.53g,及び0.10~1.49gの範囲であった。したがって,糖の含量の広範囲の変動性が個体群間で見出された。しかし,その変動性は,同じ個体の技術的な反復の中で低く,Phureja種中の糖類の正確な定量性を明らかにする。本法は,ジャガイモ遺伝資源中の還元糖と非還元糖の量の評価に利用される。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  ,  糖質・糖鎖一般  ,  食品の分析  ,  野菜とその加工品 
引用文献 (48件):
  • CIP, Facts and figures about potato, 2010, http://cipotato.org/potato/publications/pdf/005449.pdf
  • L.E. Rodríguez, C.E. Ñústez, N. Estrada, Agron. Colomb. 27 (2009) 289-303.
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  • M.E. Bonilla, F. Cardozo, A. Morales, Agenda prospectiva de investigación y desarrollo tecnológico para la cadena productiva de la papa en Colombia con énfasis en papa criolla, Ministerio de Agricultura y Desarrollo Rural, Bogotá, 2009.
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