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J-GLOBAL ID：201402217124833079   整理番号：13A1955929

並列パルス管冷凍機を用いた車載超電導磁石冷却システムの開発

Development of an On-board Cooling System with Multiple Pulse-tubes for HTS Maglev

著者 (6件)： 宮崎佳樹 ((公財)鉄道総合技術研究所) ,  池田和也 ((公財)鉄道総合技術研究所) ,  水野克俊 ((公財)鉄道総合技術研究所) ,  長嶋賢 ((公財)鉄道総合技術研究所) ,  高橋貞充 ((株)エア・ウォーター総合開発研究所) ,  平井靖夫 ((株)エア・ウォーター総合開発研究所)
資料名： 低温工学  (Journal of Cryogenics and Superconductivity Society of Japan)
巻： 48  号： 7  ページ： 377-381 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： S0846A  ISSN： 0389-2441  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 希土類系高温超伝導線材を用いた超伝導コイルは20-50K付近で安定した高磁場を発生する超伝導磁石として期待されている。さらに50Kでは単段冷凍機が使用できコスト削減ができる。さらにパルス管冷凍機を用いるとメインティナンス時に室温に戻す必要がない。ここでは2基のアクティブバッファ式パルス管冷凍機と1台の圧縮機で構成する高温超伝導冷却システムを提案した。2基のパルス管冷凍機を並列逆相運転し,最適化のためパルス間の容積を変更できるアクティブバッファ式を採用した。パルス管部容積,ガス回目切り替えバルブ運転周波数,ダブルインレット開度を最適化させた並列運転試験において50Kで冷凍能力170W,COP0.023を達成した。蓄冷式小型冷凍機として性能が非常に高い。

シソーラス用語： *超伝導磁石 ,  *冷却系機器 ,  *パルスチューブ冷凍機 ,  *並列運転 ,  圧縮機 ,  方式 ,  冷凍能力 ,  成績係数
準シソーラス用語： 冷却システム ,  パルス管冷凍機 ,  アクティブバッファ方式 ,  COP【係数】

分類 (1件)： 低温技術  (BA02040H)

引用文献 (8件)：

• 1) K. Nagashima, Y. Miyazaki, M. Ogata, T. Sasakawa and M. Iwamatsu: “Study of HTS magnet for maglev using RE-Ba-Cu-O wire 窶展eight estimate of superconducting magnet-,” Abstracts of CSJ Conference 77 (2007) 176
•    長嶋 賢,宮崎佳樹,小方正文,笹川 卓,岩松 勝:「RE 系線材の浮上式鉄道用高温超電導磁石への適用検討超電導磁石の重量見積もり-」,第77 回2007 年度秋季低温工学・超電導学会講演概要集 (2007) 176
• 2) K. Ikeda, K. Nagashima, M. Iwamatsu, Y. Miyazaki, D. Sanjo, H. Yoshioka and N. Takagi: “Development of a 65 K, 1 kW-class active-buffer pulse-tube refrigerator,” TEION KOGAKU 43 (2008) 143-149 (in Japanese)
•    池田和也,長嶋 賢,岩松 勝,宮崎佳樹,三条大輔,吉岡治夫,高木直子:「65 K, 1 kW 級アクティブバッファ方式パルス管冷凍機の開発」,低温工学 43 (2008) 143-149
• 3) K. Ikeda, K. Nagashima, K. Mizuno, Y. Hirai, D. Sanjo, S. Iwamoto: “Development of pulse tube refrigerator for HTS instruments cooling,” Abstracts of CSJ Conference 82 (2010) 98

タイトルに関連する用語 (5件)： パルス管冷凍機 ,  車載 ,  超電導磁石 ,  冷却システム ,  開発