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J-GLOBAL ID：201402217580111239   整理番号：14A0889330

生産・流通・加工工程における体系的な危害要因の特性解明とリスク低減技術の開発〈化学物質〉第1章 農産物におけるヒ素およびカドミウムのリスク低減技術の開発 2 畑作物におけるカドミウムの体系的なリスク低減技術の開発(7)関東東海地域向け低カドミウム蓄積小麦系統の開発

著者 (7件)： 乙部千雅子 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  小田俊介 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  関昌子 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  松中仁 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  小島久代 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  高山敏之 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  藤田由美子 (農業・食品産業技術総合研究機構)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 521  ページ： 89-92  発行年： 2014年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (ア)小麦子実のカドミウム含量と各種胚乳成分との関係解明:小麦農林登録165品種を用いて,子実のカドミウム含量が,マンガン含量,銅含量,亜鉛含量と正の相関を示す一方,灰分含量及び蛋白質含量とは相関を示さないことを明らかにした。(イ)関東・東海地域向け低カドミウム蓄積小麦系統の開発:北見81号(きたほなみ)/ニシカゼコムギの交配組合せから,低カドミウム蓄積特性を示し,且つ,製粉歩留や粉色の優れた7系統を選抜した。また,Cleopatra/バンドウワセの交配組合せから,低カドミウム蓄積系統の谷系小RB5121を育成した。本系統は西日本4県でも安定的に低カドミウム蓄積特性を示した。(著者抄録)

シソーラス用語： 関東地方 ,  東海地方 ,  *カドミウム ,  *生体内蓄積 ,  *コムギ ,  作物育種 ,  生体内分布 ,  濃度 ,  胚乳 ,  分析 ,  種子 ,  マンガン ,  銅 ,  亜鉛 ,  灰分 ,  タンパク質 ,  歩留り ,  製粉性 ,  *育種
準シソーラス用語： カドミウム濃度 ,  子実 ,  成分分析 ,  生体内濃度 ,  谷系小RB5121 ,  *低カドミウム蓄積小麦 ,  品種開発

分類 (3件)： 作物の品種改良  (FC02030G) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  製粉  (FJ04020E)

引用文献 (2件)：

• Kubo, K. et al. (2008). Cadmium concentration in grains of Japanese wheat cultivars: genotypic difference and relationship with agronomic characteristics. Plant Production science. 11:243-249.
• Knox, RE. et al. (2009).Chromosomal location of the cadmium uptake gene (Cdu1) in durum wheat. Genome. 52:741-747.

タイトルに関連する用語 (17件)： 流通 ,  加工工程 ,  体系 ,  要因 ,  リスク低減 ,  開発 ,  化学物質 ,  農産物 ,  ヒ素 ,  カドミウム ,  畑作物 ,  体系的なリスク ,  東海 ,  地域 ,  蓄積 ,  小麦 ,  系統