文献

J-GLOBAL ID：201402218073232560   整理番号：14A0648722

テトラフェニルポルフィリン誘導体のin vitroおよびin vivoの光線力学活性のシリル化による向上

Silylation Improves the Photodynamic Activity of Tetraphenylporphyrin Derivatives In Vitro and In Vivo

著者 (9件)： HORIUCHI Hiroaki (Gunma Univ., Kiryu, JPN) ,  HOSAKA Masahiro (Akita Prefectural Univ., Akita, JPN) ,  MASHIO Hiroyuki (Gunma Univ., Kiryu, JPN) ,  TERATA Motoki (Akita Prefectural Univ., Akita, JPN) ,  ISHIDA Shintaro (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  KYUSHIN Soichiro (Gunma Univ., Kiryu, JPN) ,  OKUTSU Tetsuo (Gunma Univ., Kiryu, JPN) ,  TAKEUCHI Toshiyuki (Gunma Univ., Maebashi, JPN) ,  HIRATSUKA Hiroshi (Gunma Univ., Kiryu, JPN)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 20  号： 20  ページ： 6054-6060  発行年： 2014年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： テトラフェニルポルフィリン(TPP)誘導体は,シリル化すると一重項酸素の量子産生量が向上する。また,ヒトグリオーマ細胞U251で調べたところ,シリル化により細胞への取り込みも向上して,そのため光感受性が上がった。シリル化したTPPスルホ誘導体とカルボキシル誘導体(SiTPPC₄)を比べると,カルボキシル誘導体は細胞取り込み効率とin vitroの光感受性がより高かった。SiTPPC₄は癌細胞に選択的に取り込まれて集積し,投与12時間後の腫瘍での濃度は筋肉内濃度の13倍だった。さらにSiTPPC₄は治療後のin vivoの光線力学活性も上がっており,NPe6より高かった。

シソーラス用語： *シリル化 ,  *光化学療法 ,  感受性 ,  腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  *光増感剤 ,  量子収量 ,  ヌードマウス ,  生物活性 ,  蛍光 ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  病態モデル ,  芳香族化合物 ,  架橋化合物
準シソーラス用語： U251細胞 ,  グリオーマ細胞 ,  ポルフィリノイド ,  光感受性 ,  *光線力学的療法

分類 (1件)： 腫ようのその他の治療法  (GE03036S)

物質索引 (1件)： テトラフェニルポルフィリン

タイトルに関連する用語 (6件)： テトラフェニルポルフィリン ,  誘導体 ,  光線 ,  力学 ,  活性 ,  シリル化