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J-GLOBAL ID：201402218202234710   整理番号：14A0904289

光解離性O-メタクリロイルオキシム切片を保持する架橋剤の重合及び光分解

Polymerization and Photodegradation of Crosslinkers Bearing Photolabile O-Methacryloyloxime Moieties

著者 (2件)： SUYAMA Kanji (Osaka Prefecture Univ., Osaka, JPN) ,  TACHI Hideki (Technol. Res. Inst. of Osaka Prefecture, Osaka, JPN)
資料名： Journal of Photopolymer Science and Technology  (Journal of Photopolymer Science and Technology)
巻： 27  号： 2  ページ： 231-232  発行年： 2014年 
JST資料番号： L0202A  ISSN： 0914-9244  CODEN： JSTEEW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光解離性架橋剤について検討した。光解離性架橋剤として1,4-ジアセチルベンゼン1,4-ビス(O-メタクリロイル)ジオキシム(DBzM)及び1,3,5-トリアセチル-ベンゼン1,3,5-トリス(O-メタクリロイル)トリオキシム(TBzM)を取り上げた。DBzM及びTBzMを相当するオキシム/メタクリロイルクロリドから合成した。DBzMあるいはTBzM/光開始剤,ジフェニル(2,4,6-トリメチルベンゾイル)ホスフィンオキシド(TPO)/アクリル酸メチル(MA)組成物を,365nm光照射により架橋した。さらに80°C×2分加熱した。得られた架橋組成物に254nm光を3分照射した(光分解プロセス)。光分解プロセスを紫外スペクトル測定,FTIR分光法などにより追跡した。検討の結果,本新規光解離性架橋剤,DBzMあるいはTBzM組成物は,光重合によりネットワーク構造を形成し,254nm光照射により脱架橋できることが分かった。

シソーラス用語： FTIR分光法 ,  光解離 ,  *架橋剤 ,  *光分解 ,  光重合 ,  *オキシム ,  ホスフィン誘導体 ,  波長依存性 ,  ネットワーク構造 ,  光照射 ,  不飽和脂肪酸 ,  ビニル化合物 ,  カルボン酸エステル

分類 (1件)： 光化学反応  (CB08020F)

物質索引 (5件)： アクリル酸メチル ,  メタクリロイルクロリド ,  1,4-ジアセチルベンゼンジオキシム ,  1,1′-(1,4-フェニレン)ビス(エタノンO-メタクリロイルオキシム) ,  1,1′,1′′-(1,3,5-ベンゼントリイル)トリス(エタノンO-メタクリロイルオキシム)

引用文献 (8件)：

• H. Nishida, Polym. J., 43 (2011) 435.
• M. Shirai, Prog.Org. Coat., 58 (2007) 158.
• M. Adachi, H. Okamura, and M. Shirai, Chem. Lett., 42 (2013) 1056.
• K. Suyama, T. Inoue, and M. Shirai, J. Photopolym. Sci. Technol., 23 (2010) 439.
• K. -H. Song, M. Tsunooka, and M. Tanaka, Makromol. Rapid Commun., 9 (1988) 519.

タイトルに関連する用語 (4件)： 光解離 ,  架橋剤 ,  重合 ,  光分解