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J-GLOBAL ID:201002293446715178   整理番号:10A0710842

モノ,ジおよびトリ官能性O-アシルオキシムの光反応性と架橋ポリ(メタクリル酸グリシジル)に対するそれらの能力

Photoreactivity of Mono-, Di-, and Trifunctional O-Acyloximes and Their Abilities to Crosslink Poly(glycidyl methacrylate)
著者 (4件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 439-446  発行年: 2010年 
JST資料番号: L0202A  ISSN: 0914-9244  CODEN: JSTEEW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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1,3,5-トリアセチルベンゼンに基づくモノ,ジおよびトリオキシムのそれぞれから,モノ(1),ジ(2)およびトリ(3)官能性O-アシルオキシムを新規光塩基発生剤(PBGs)として調製した。そして,物理的,光化学的性質,およびポリ(メタクリル酸グリシジル)(PGMA)の架橋能力の観点から,これらのPBGsをアセトフェノンO-フェニルアセチルオキシム(4)と比較した。PBGsの熱分解温度は200°Cより高く,良好な熱安定性を示した。PBGsの吸収極大はアセチル基数の増加につれて短波長側にシフトした。生成物分析により,3の光分解は2と1を経由して1,3,5-トリアセチルベンゼンを生ずることを示唆した。アセトニトリル中の254nmでのPBGsの光分解量子収率を,約0.3と評価した。1の低量子収率は,励起アシルオキシム部分の反応性及ぼす電子吸引置換基の不活性効果を示唆した。ポリメタクリロニトリル(PMAN)薄膜でのベンジルアミン収率を誘導体化後のHPLCで分析し,多官能性PBGsが単官能性のものより高い収率を与える傾向があることを示した。しかしながら,アシルオキシム単位に基づくベンジルアミンの収率は1>2>3~4の順であった。PBGsを含むPGMA薄膜は,PGMA中の一般アミンおよびエポキシ基の付加反応により,加熱後の照射で不溶性になった。不溶化の度合いはPMANでの光発生ベンジルアミンの収率に対応し,多官能性の明白な優位性を示した。(翻訳著者抄録)
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