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J-GLOBAL ID:201402218896276783   整理番号:14A1262564

健康な若い男性の血糖管理における全乳とその成分の作用機構

Mechanism of action of whole milk and its components on glycemic control in healthy young men
著者 (7件):
資料名:
巻: 25  号: 11  ページ: 1124-1131  発行年: 2014年11月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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自由摂食の食前または食事中に牛乳を飲むと食後血糖が低下する。本研究ではマクロ栄養素の各成分及び栄養素と全乳との組み合わせが健康な若い男性の食後血糖,血糖調節及び胃腸ホルモン,胃排出に与える影響を比較した。ランダム化交差試験を行い,12人の男性が全乳(3.25%乳脂肪)飲料(500ml)(対照),牛乳マクロ栄養素を含む模擬乳飲料,全ての乳蛋白質(16g),ラクトース(24g)または乳脂肪(16g)を摂取した。全乳と模擬乳は食後血糖降下,胃排出,インシュリン,C-ペプチド,ペプチドチロシンチロシン(PYY),コレシストキニン(CCK)増加が同様であったが,模擬乳は全乳に比べてグルカゴン様ペプチド1(GLP-1)が高く(41%),グレリンの曲線下面積(AUC)が低かった(43%)(それぞれP=.01,P=.04)。全乳と模擬乳はその成分のAUCsの合計から予測された値よりも多くグルコースを低下させた(P=.0005)。エネルギー含量で補正すると,牛乳はその成分の合計から予測した値よりも多くグルコースとホルモン反応を低下させた。インシュリン,C-ペプチド,インシュリン分泌速度,GLP-1,CCK,パラセタモールではAUCsへの蛋白質/kcalの影響は脂肪/kcalへの影響よりも大きかった(P<.0001)が,ラクトースについてはCCKとパラセタモール以外は同等であった。PYYとグレリンの反応は各マクロ栄養素のエネルギー単位当たりでは同等であった。結論として,牛乳は食後血糖をインシュリンに依存及び依存しない機構の両方で低下させるが,これはマクロ栄養素成分とエネルギー含量の相互作用によって生じる。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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原乳の品質と処理  ,  糖質の代謝と栄養 
タイトルに関連する用語 (4件):
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