抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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これまで精力的に開発が進められてきたITOに替わる,より広い波長範囲で透明性が高く,電気抵抗の低い量産可能で安価・安全な透明導電性薄膜の開発が求められている。そこで,Zn-O
2混合プラズマ中で,イオンプレーティングによりZnO透明導電性薄膜を製作した。プラズマ源には低ガス圧,低電力でプラズマを生成・維持可能なVHF励起放電を採用した。しかしシート抵抗のばらつきが大きく,再現性が乏しい。そこでその原因を究明するため,同一のリアクタを同一条件で稼働し,合成膜の特性と混合プラズマ特性の相関がその場比較可能な装置の開発を進めている。その開発状況とこれまでの成果を報告する。一方のリアクタでは,30mm角の正方形で,厚さ1mmのパイレクス基板上に,連続で2枚成膜できるようになった。今後同一の構造のリアクタを製作し,同一条件で薄膜合成を行い,膜特性を比較・制御する予定である。