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J-GLOBAL ID:201402221196368807   整理番号:14A1449511

フラボノイドフィトアレキシンサクラネチンのいもち病菌類応答特性の解析 感染したイネ葉における蓄積,抗真菌活性及び真菌による無害化

Analysis on Blast Fungus-Responsive Characters of a Flavonoid Phytoalexin Sakuranetin; Accumulation in Infected Rice Leaves, Antifungal Activity and Detoxification by Fungus
著者 (7件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 11404-11418 (WEB ONLY)  発行年: 2014年08月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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いもち病耐性におけるイネフラボノイドフィトアレキシン(PA)サクラネチンの役割を理解するために,菌類応答特性について調べた。耐性系統における若令イネ葉は,胞子懸濁液の接種後日数(dpi)3日以内に過敏感反応(HR)を示し,サクラネチンの増加は3dpiで検出され,4dpiで4倍まで増加した。感受性系統では,サクラネチン増加は3dpiではなく4dpiで検出され,それにより大きな菌塊がHRなしで蓄積した。ナリンゲニン7-O-メチルトランスフェラーゼのためのPA生合成遺伝子OsNOMTの発現の誘導は,両方の栽培品種でサクラネチンの蓄積前に見出された。in vitro及びin vivoでの類似の実験条件下で,サクラネチンの抗真菌活性は主要なイネジテルペノイドPAのモミラクトンAのそれよりかなり高かった。サクラネチンの減少及び無害化は固体及び液体菌糸培養の両方で検出され,それらはモミラクトンAのそれらよりゆっくり起こった。HR病変でのサクラネチンの推定局所的濃度は,菌制限に効果的であると考えられたが,感受性イネにおける拡大した病変でのそれは不十分であった。これらの結果は,いもち病耐性及びいもち病菌類へのその特異的関係のサクラネチンの関与の可能性を示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作  ,  菌類による植物病害  ,  微生物に対する農薬 

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