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J-GLOBAL ID：201402221237105646   整理番号：14A0551765

RGB色空間におけるカラー画像の色相保存彩度調整法

A saturation adjustment method while preserving hue of color image in RGB color space

著者 (5件)： 畔津忠博 (山口県大) ,  上田千晶 (山口大 大学院理工学研究科) ,  末竹規哲 (山口大 大学院理工学研究科) ,  内野英治 (山口大 大学院理工学研究科) ,  内野英治 (ファジィシステム研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 113  号： 467(SIS2013 55-73)  ページ： 43-46  発行年： 2014年02月27日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 人間の視覚は色相の変化に敏感であるため,カラー画像の強調処理を行った場合,色相が保持されることが望ましい。NaikらはRGB色空間での色相保存の条件を示し,これを用いた画像強調の方法を提案している。しかしながら,この方法には彩度が低下する問題点が存在するため,この問題点を修正する方法も提案されている。本報告では,RGB色空間において,カラー画像の色相を保持したまま彩度を調整するための一方法を提案する。提案手法では,井上らによって提案された彩度最大化の方法にガンマ補正を導入することで所望の彩度を得ることを試みる。実験結果により,ガンマ値を変更することで,彩度が適切に調整できることを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *色空間 ,  色信号 ,  *カラー画像 ,  *色相 ,  *彩度 ,  *色彩調整 ,  画像強調 ,  *画像補正 ,  画質
準シソーラス用語： RGB ,  ガンマ補正

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (6件)：

• 田口亮, "カラー画像・映像の復元・強調に関する研究の現状," IEICE Fundamentals Review, vol.3, no.2, pp.54-64, 2009.
• N. Bassiou and C. Kotropoulos, "Color image histogram equalization by absolute back off," Computer Vision and Understanding, vol.107, pp.108-122, 2007.
• S. K. Naik and C. A. Murthy, "Hue-preserving color image enhancement without gamut problem," IEEE Trans. Image Process, vol.12, no.12, pp.1591-1598, 2003.
• 村平宏太, 田口亮, "色相を保存した RGB 色空間におけるカラー画像処理形態の一提案," 信学論, vol.J96-A, no.5, pp.264-272, 2013.
• 井上光平, 原健二, 浦浜喜一, "明度ヒストグラム均等化と等色相面における彩度最大化によるカラー画像強調," 映像情報メディア学会 2013 年年次大会講演予稿集, No.1-7, 2013.

タイトルに関連する用語 (7件)： RGB ,  色空間 ,  カラー画像 ,  色相 ,  保存 ,  彩度 ,  調整法