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J-GLOBAL ID:201402221607499339   整理番号:14A0591092

富山県造園業のCSR活動の現状からみた経済的価値と社会的価値の一体的実現の可能性

The Status of CSR Activities in the Landscape Industry in Toyama Prefecture and Possibility of Creating Shared Value (integrative realization of social value and economic value)
著者 (3件):
資料名:
巻: 77  号:ページ: 719-724  発行年: 2014年03月31日 
JST資料番号: F0408A  ISSN: 1340-8984  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本論文は,富山県造園業のCSR活動の現状からみた経済的価値と社会的価値の一体的実現の可能性について報告した。先ず,我が国で1970年代から存在したとされるCSR(企業の社会的責任)は,2000年代前半から改めて議論が本格化し,2000年代後半には定着したことを報告した。次に,研究の方法に関し,アンケート調査を実施したこと,調査対象企業は,富山県内の造園,土木,建設業関係の協会に属する全造園業者で,2012年12月に実施し,有効回答数100票,有効回収率42.7%であったことを報告した。更に,結果及び考察に関し,発展段階グループの抽出,企業特性と発展段階グループ,CSR活動の目的・効果と発展段階グループ,CSR活動の実施方法への考え方と発展段階グループ,CSR活動の個別事例,CSR活動を継続的に実施していくための課題,造園企業の社会との新たな関係構築への課題について報告した。最後に,造園産業の発展とCSR活動の因果関係を解明していくためには,市場や技術などさらに業界固有の業務特性についてより詳細な調査の実施が必要であること,造園企業における企業力診断とCSR活動の実施内容・効果との関係をさらに検証し,「共通価値」を実践するCSR活動の普及啓発・推進に資する,実証的なデータに基づいた理論的基盤を整備すべきこと,今後は,「全国」を対象とし,造園産業全体に適応しうる調査検証を行う必要性を報告した。
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分類 (1件):
分類
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公園,造園,緑化 
引用文献 (17件):
  • 谷本寛治 (2006) :CSR;企業と社会を考える:NTT出版
  • 谷本寛治 (2013) :責任ある競争力;CSRを問い直す:NTT出版
  • 田中信弘 (2011) :第1章企業の社会的責任:現代CSR経営要論:創成仕, 3-20
  • マイケルE・ポーター, マークR・クラマー (2006) :競争優位のCSR戦略:ダイヤモンドビジネスレビュー33 (1) ,34-52
  • 受動的CSRとは, 寄付行為や従業員による市民活動への参加, 事業活動から発生する悪影響緩和など, 社会へのメリットを重視した善良な企業市民として行動として捉えられ, 戦略的CSRとは, 社会問題の解決に資する製品やサービス提供を将来に向けた投資や収益を生み出す機会と捉えられている。
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