文献
J-GLOBAL ID:201402222138549890   整理番号:14A0655620

合成クエルセチン誘導体は,メラニン生合成蛋白質,MITF,およびp38 MAPKの発現に影響を及ぼすことにより,B16メラノーマ細胞におけるメラニン形成を刺激する

Synthesized quercetin derivatives stimulate melanogenesis in B16 melanoma cells by influencing the expression of melanin biosynthesis proteins MITF and p38 MAPK
著者 (4件):
資料名:
巻: 22  号: 13  ページ: 3331-3340  発行年: 2014年07月01日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
B16メラノーマ細胞を用いてメラニン形成に対する構造活性相関の影響について理解するため,19個のクエルセチン誘導体を合成した。合成した化合物の中で,3-O-メチルクエルセチン(11)と3′,4′,7-O-トリメチルクエルセチン(14)は,低い細胞毒性と同時に,陽性対照のテオフィリンよりも強くメラニン含量を増加させた。化合物11は化合物14よりも低いメラニン形成刺激活性を示した。しかし,11はチロシナーゼおよびチロシナーゼ関連蛋白質1(TRP-1)の発現を14よりも高く増加させたことから,メラノーマ細胞におけるメラニン形成はメラニン生合成を触媒する酵素の発現だけに依存するわけではないことが示唆された。さらに,14は,小眼球症関連転写因子(MITF)とp-p38マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)の発現も刺激したが,これらは11により増加しなかった。これらの結果は,11がメラニン形成酵素のプロテアソーム性分解の調節および/または酵素発現を調節する他の転写因子の活性化によりチロシナーゼとTRPの発現を亢進させることを示唆している。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
薬物の合成  ,  その他の薬物の基礎研究  ,  細胞生理一般 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (12件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る