文献

J-GLOBAL ID：201402222713261984   整理番号：14A0846229

遺伝子組換え生物の産業利用における安全性確保総合研究 第4章 遺伝子組換え作物と一般栽培作物等との共存のため技術開発 3 交雑抑制技術の開発(4)大規模圃場におけるイネ花粉の長距離飛散及び交雑の実態に関する研究:低温による雄性不稔がイネの交雑率に与える影響について:秋田県

著者 (3件)： 山口誠之 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  佐藤秀樹 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  遠藤貴司 (農業・食品産業技術総合研究機構)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 517  ページ： 420-422  発行年： 2014年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 冷水処理で稔実率を55%程度(未処理より稔実率約35%減)に低下させることで,花粉親から約2m以内の距離では交雑率が冷水未処理の6~11倍になり,花粉親に近いほど交雑率が高くなった。冷害の発生しやすい地域では発生しにくい地域に比べて,自然交雑が起こるリスクが数倍高くなるため,一層の注意が必要である。(著者抄録)

シソーラス用語： *イネ ,  花粉 ,  飛散 ,  *交雑 ,  冷水 ,  処理 ,  雄性不稔 ,  親 ,  低温 ,  距離 ,  リスク
準シソーラス用語： 低温処理 ,  花粉親 ,  自然交雑

分類 (2件)： 稲作  (FC03020C) ,  生殖  (EH02040F)

引用文献 (4件)：

• 伊藤貴絵ら (2004). イネの花粉飛散による自然交雑程度の解析. 日作東北支部報. 47 : 47-50.
• 遠藤貴司ら (2005). 圃場条件下におけるイネの自然交雑頻度. 育種学研究. 7 (別1・2) : 358.
• 山崎信弘 (2005). 水稲もち採取圃における「うるち粒」混入の実態調査. 北農. 72 : 231-239.
• 山口誠之ら (2005). 有色米品種における交雑粒の玄米色および漏生種子の発芽. 日作東北支部報. 48 : 11-12.

タイトルに関連する用語 (20件)： 遺伝子組換え生物 ,  産業利用 ,  安全性 ,  総合 ,  研究 ,  遺伝子組換え作物 ,  栽培 ,  作物 ,  共存 ,  開発 ,  交雑 ,  大規模 ,  圃場 ,  イネ ,  花粉 ,  長距離 ,  飛散 ,  低温 ,  雄性不稔 ,  秋田