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J-GLOBAL ID：201402222800091882   整理番号：14A0439892

限界金属の世界的物流は低炭素技術用に必要:ネオジム,コバルトとプラチナの事例

Global Flows of Critical Metals Necessary for Low-Carbon Technologies: The Case of Neodymium, Cobalt, and Platinum

著者 (8件)： NANSAI Keisuke (National Inst. for Environmental Studies, Tsukuba, JPN) ,  NAKAJIMA Kenichi (National Inst. for Environmental Studies, Tsukuba, JPN) ,  KAGAWA Shigemi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  KONDO Yasushi (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  SUH Sangwon (Univ. California Santa Barbara, CA, USA) ,  SHIGETOMI Yosuke (National Inst. for Environmental Studies, Tsukuba, JPN) ,  SHIGETOMI Yosuke (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  OSHITA Yuko (Kobe Univ., Kobe, JPN)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 48  号： 3  ページ： 1391-1400  発行年： 2014年02月04日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電気自動車,燃料電池や太陽光発電等の低炭素技術に必須の金属類は,世界的に偏在していると共に,その採掘は環境問題を引き起こしている。これら限界金属類の効率的利用を検討するために,世界規模での物質移動を把握する必要がある。本報では,3つの限界金属(ネオジム(Nd),コバルト(Co)とプラチナ(Pt))の世界的移動を,231の国と地域の2005年の国際貿易データを用いた物流分析(MFA)と貿易商品の金属含量を用いて調査した。この結果,3つの限界金属それぞれの2005年の世界での採掘量と市場での物流量を明らかにした。これらの国と地域の各金属消費効率のレベルを,効率的(緑),中程度の効率(黄)と非効率(赤)の3つに分類し,緑,黄と赤の比率は,Ndがそれぞれ1.2.98と1.2%,Coが53,28と19%,Ptが15,84と0.87%であることを示した。これらの結果を基に,この赤と黄から緑への流れの変換及び,高レベルの技術と社会システムを有する国家の役割についての考察を示した。

シソーラス用語： *社会 ,  環境保全 ,  温室効果ガス ,  二酸化炭素 ,  電気自動車 ,  燃料電池 ,  太陽光発電 ,  元素 ,  *ネオジム ,  *コバルト ,  *白金 ,  全球規模 ,  貿易 ,  *物的流通 ,  効率 ,  物質移動 ,  採掘 ,  技術開発 ,  技術
準シソーラス用語： *国際物流 ,  *低炭素社会 ,  必須元素 ,  利用技術 ,  利用効率

分類 (1件)： 環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (7件)： 限界 ,  世界 ,  物流 ,  炭素 ,  ネオジム ,  コバルト ,  プラチナ