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J-GLOBAL ID:201402224109126346   整理番号:14A0153962

KFe2As2の多バンド超伝導:1個の等方性エネルギーギャップと数個の非常に小さいエネルギーギャップを示す証拠

Multiband Superconductivity in KFe2As2: Evidence for One Isotropic and Several Lilliputian Energy Gaps
著者 (13件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 014711.1-014711.7  発行年: 2014年01月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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H∥c軸のとき,KFe<sub>2</sub>As<sub>2</sub>の超伝導状態の詳細な低温熱力学研究(熱容量と磁化)の結果を報告する。著者らの測定結果から,KFe<sub>2</sub>As<sub>2</sub>の諸特性は,d<sub>A</sub>,A=x<sup>2</sup>-y<sup>2</sup>対称性を除いて,比較的大きいノードレスエネルギーギャップ(Δ<sub>0</sub>=1.9k<sub>B</sub>T<sub>c</sub>)に支配されていることが明らかになった。いくつか余分な極めて小さいギャップ(Δ<sub>0</sub><1.0k<sub>B</sub>T<sub>c</sub>)が存在し,これらがMgB<sub>2</sub>,CeCoIn<sub>5</sub>,及びPrOs<sub>4</sub>Sb<sub>12</sub>と似たように低温と低磁場の挙動に重大な影響を及ぼすことを証明した。零磁場熱容量は,Okazakiら[Science337,1314(2012)]の最近のレーザARPESの結果を定性的にのみ再現する現実的な自己無撞着4バンドBCSモデルで分析した。著者ら結果は,この化合物に線ノードが存在するかどうかの問題を解決するには,極低温すなわちT<0.1Kの測定が必要となることを示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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金属系超伝導体の物性 
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