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J-GLOBAL ID:201402224671893244   整理番号:14A1047461

タンニンとショ糖からなる新しい天然パーティクルボード接着剤の研究

Investigation of a new natural particleboard adhesive composed of tannin and sucrose
著者 (2件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 269-277  発行年: 2014年08月25日 
JST資料番号: L3386A  ISSN: 1435-0211  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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次第に減少している化石燃料油資源と石油化学関連放出減少の環境的要請に直面して,天然代替案を用いる木材複合材料接着操作の高い需要がある。本研究で,パーティクルボードをタンニンとショ糖からなる新しい原料の接着剤で製造し,0.8g/cm3のターゲット密度まで10分200°Cでホットプレスした。著者らは,それぞれ3~6wt%マット水分含有量,25/75のショ糖とタンニンの比,および30~40wt%の樹脂含有量の最適値を見つけ出した。パーティクルボードをこれらの最適条件の下で製造したとき,破壊係数と弾性係数は,それぞれ19.6~21.2MPaと4.6~5.0GPaの範囲であった。内部結合強度は,1.1~1.3MPaの範囲であった。これらの結果に基づき,タンニンとショ糖により接着したパーティクルボードの機械的特性は,JIS A5908タイプ18基準(2003)の必要条件より高かった。厚さ膨潤試験(TS)において,値は20~23%の範囲であった。ショ糖と樹脂含有量の比率が増加するにつれて,TS値は減少した。タンニンとショ糖間の反応機構をFourier変換赤外分光法によって研究した。そして,ジメチレンエーテル架橋を観察した。従って,タンニンとショ糖混合物をパーティクルボードのための天然接着剤として使用することは可能であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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改良木材  ,  各種接着剤 
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