抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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水素の化合物である硫化水素を原料として太陽光エネルギーと光触媒を用いて高効率で硫化水素を分解して水素を製造し,生成した硫黄を循環することで水から水素を製造する試みを紹介する。地球に負荷を与えない硫黄循環による水素製造システムは4つの要素技術,すなわち,光触媒材料の更なる高効率化,副産物のポリ硫化物イオンの回収,硫黄種の硫化水素への効率的な変換技術の開発および生成した硫化水素濃縮技術の開発が必要である。光触媒材料の更なる高効率化において,ナノ粒子がナノサイズのカプセル状に配列した構造(ストラティファイド構造)有する硫化カドミウム光触媒が開発され,H
2Sの分解において可視光応答性と高い反応性を示した。