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J-GLOBAL ID:201402225957344422   整理番号:14A0058482

ステンレス鋼の電解砥粒減面技術の開発

著者 (6件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 23-25  発行年: 2014年01月01日 
JST資料番号: F0163A  ISSN: 1340-2625  CODEN: MTERE2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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電解研磨と砥粒研磨を融合した電解砥粒減面(EGR)技術は,通常の研磨加工のような粉塵の発生を伴わず,また熱延スケールの酸洗で問題となる環境負荷も軽減できる方法である。EGR法の減面ヘッドは,中央に通液孔を有した円板状の台座に,電極と砥石とが円周方向に交互に配置される。このヘッドを被処理面に押付け,硝酸電解液と高密度の電流とを供給して回転する。SUS304/No.1仕上材をEGR処理すると,1パス当り約30μmの減面量が得られる。EGR技術は,ステンレス鋼のほとんどの鋼種に適用可能であり,熱延スケールを有する鋼でも同様な減面が得られるので,硝フッ酸による酸洗が不要なデスケールである。EGR処理をしたステンレス鋼板の表面粗さのプロファイルはNo.2B仕上材と同等以上で,かつ表面欠陥が除去されるため,高級研磨の下地研磨にもなる。不動態皮膜の元素分布は通常のと類似していた。EGR処理材は,塩化物溶液中で耐孔食性を示し,海浜大気環境での発錆も抑制される。
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分類 (1件):
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その他の表面処理 
引用文献 (4件):
  • (1) 東京ステンレス研磨興業(株):JSSC, 9(2012), 18-19.
  • (2) 河西寿雄,荒川基彦,日下部 繁,原 信義,伊藤 功:CAMP-ISIJ, 23(2010), 443.
  • (3) 原 信義,相馬才晃,淡 振華,荒川基彦,伊藤 功,武藤 泉:材料と環境2010講演集,(2010), 381-384.
  • (4) 武藤 泉,杉本克久:材料と環境,47(1998), 519-527.
タイトルに関連する用語 (4件):
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