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J-GLOBAL ID:201402226163015706   整理番号:13A1953069

夏期湛水条件がヒメアマナズナ,クジラグサ,グンバイナズナ種子の生存に及ぼす影響

著者 (3件):
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巻: 57  号:ページ: 109-115  発行年: 2012年09月28日 
JST資料番号: G0809B  ISSN: 0372-798X  CODEN: ZASKAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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夏期湛水条件がヒメアマナズナ,クジラグサ,グンバイナズナ種子の生存に及ぼす影響長野県のコムギ圃場で,アブラナ科帰化植物であるヒメアマナズナ,クジラグサ,グンバイナズナの発生が拡大し問題となっている。そこで,これら3草種に対して湛水管理による耕種的防除法の確立を目的とし,コムギ収穫後の夏期圃場管理法,種子生存率を調査した。さらに,グンバイナズナの水稲作復元による埋土種子量の変化およびコムギ作期の発生数を調査した。その結果,3草種の種子は,畑条件ではほとんど死滅しなかった。湛水条件と畑条件を繰り返す間断湛水管理では,2か月間の処理によっても発芽可能種子割合はO~90%と年次間変動が大きかった。一方,湛水条件では,3草種とも発芽可能種子割合が2か月間湛水では3%未満に減少した。また,グンバイナズナが多発した転換畑では,水稲作復元により,埋土種子量は,水稲作付前対比6%に減少した。また,コムギ作期中のグンバイナズナ発生は,1年目では激発し,2年目ではコムギが生育,収穫に支障がない程度まで減少した。したがって,夏期湛水管理は,供試した草種に対する防除手段として有効であるが,多発圃場における埋土種子根絶には時間を要することが示唆された。
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分類 (2件):
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雑草による植物被害  ,  栽培的防除 
引用文献 (22件):
  • 荒井正雄1961.水田裏作雑草の生態的研究-水田裏作麦の雑草防除の基礎.関東東山農業試験場研究報告19, 23-28.
  • 浅井元朗・黒川俊二・清水矩宏・榎本敬2007.1990年代の輸入冬作穀物中の混入雑草種子とその種組成.雑草研究52, 1-10.
  • Baskin, J.M. and C.C. Baskin 1989. Role of temperature in regulating timing of germination in soil seed reserves of Thlaspi arvense L. Weed Res. 29, 317-326.
  • Baskin, C.C., P. Milberg, L. Andersson and J.M. Baskin 2004. Germination ecology of seeds of the annual weeds Capsella bursa-pastoris and Descurainia sophia originating from high northern latitudes. Weed Res. 44, 60-68.
  • Best, K.F. 1977. The biology of Canadian weeds. 22. Descurainia sohia (L.) Webb. Can. J. Plant Sci. 57, 499-507.
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