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J-GLOBAL ID：201402226928022170   整理番号：14A1210101

オフィス用直流マイクログリッドのEMSに関する検討~運用計画修正導入効果および電圧変動抑制に関する検討~

Study on EMS for DC Microgrid for Office Building-Study on Effects of Operation Schedule Revision and Suppression of Voltage Fluctuation-

著者 (6件)： 岩見俊幸 (北大) ,  原亮一 (北大) ,  北裕幸 (北大) ,  則竹政俊 (NTTファシリティーズ) ,  星秀和 (NTTファシリティーズ) ,  廣瀬圭一 (NTTファシリティーズ)
資料名： 電気学会電力技術研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： PE-14  号： 66-73.77-78.80-81.142-143.145-154 分冊2  ページ： 1-6  発行年： 2014年09月24日 
JST資料番号： F0788B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,リアルタイムでオフィス用直流マイクログリッド(DCMG)の各機器の運用計画の見直しを図る運用計画修正を導入することで,どの程度CO2排出量の削減効果があるかを評価する。また,直流バス電圧の変動抑制についても検討する。実証研究のためにDCMGを構築した。このDCMGの構成設備は,連系用コンバータ(CONV)により電力系統と一点で連系する直流給電システムである。構内の需要設備,PV,蓄電池および電気自動車(EV)は共通の直流バス(380V)を介して電力の授受を行う。そして,DCMG用EMSの一機能として,運用当日に実施するリアルタイム運用手法についての検討を行った。数値試算の結果,著者の提案している運用計画修正の導入により,予測誤差がない場合においてもCO2排出量削減効果があることを確認した。また,モード遷移条件のパラメータを変更することにより,PVや負荷の急峻な変動に伴う電圧変動を緩和させることができた。

シソーラス用語： 太陽光発電 ,  *系統運用 ,  分散型電源 ,  *電力系統 ,  管理システム ,  *エネルギー管理 ,  電力変換器 ,  実時間処理 ,  電圧変動 ,  二次電池 ,  電気自動車 ,  マイクログリッド ,  *BEMS ,  *二酸化炭素排出量削減
準シソーラス用語： *CO2削減 ,  *DCマイクログリッド ,  コンバータ【電力】 ,  *ビルエネルギー管理システム ,  *分散型電源系統運用

分類 (1件)： 屋内配電・電源設備  (NB05050C)

引用文献 (6件)：

• 下田他:「マイクログリッドにおける負荷変動解析と電源周波数特性評価を用いた複数分散型電源の制御戦略と設備容量設計法」,電学論B,Vol.129,No.12,pp.1553-1559(2009)
• 坂東他:「電力・熱負荷特性がマイクログリッドにおける電源システム機器容量設計に与える影響について」,電学論B,Vol.128,No.1,pp.67-73(2008)
• 田中,馬場崎:「データセンタ内における直流給電」,電学誌,Vol.130,No.5,pp.289-292(2010).
• 廣瀬:「直流技術と応用の動向」,電学論B,Vol131,No.4,pp.358-361(2011)
• 岩見他:「オフィス用マイクログリッドのEMSに関する検討~リアルタイム運用に関する検討~」,電力技術・電力系統技術・半導体電力変換合同研究会,PE-14-017,PSE-14-017,SPC-14-052(2014)

タイトルに関連する用語 (7件)： オフィス ,  直流 ,  マイクログリッド ,  EMS ,  運用計画 ,  導入効果 ,  電圧変動