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J-GLOBAL ID:201402228089756050   整理番号:14A0310520

原始星周りに円盤を形成しつつある落下ガスの化学組成変化

Change in the chemical composition of infalling gas forming a disk around a protostar
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巻: 507  号: 7490  ページ: 78-80  発行年: 2014年03月06日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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IRAS04368+2557は,おうし座分子雲中の高密度分子雲コア(L1527)に埋もれている太陽型の(低質量)原始星である。おうし座分子雲は,地球から140パーセクしか離れておらず,最も近くにある巨大な星形成領域である。原始星エンベロープは,直径1,000AU(1AUは,地球と太陽との間の距離)ほどの扁平な形をしており,落下しつつ回転している。さらに,半径90AUの原始星円盤を有しており,そこから惑星系が生まれると予想されている。主に水素分子からなる星間ガスは,エンベロープから円盤へ重力収縮するにつれて1,000倍程度の密度変化を受け,その間に赤道面で10Kから100K以上に加熱される。しかし,今までにこの重力収縮に関連した化学組成変化を調べることはできていなかった。本論文では,不飽和炭化水素分子である環状C3H2が落下する降着回転エンベロープ中に存在し,一方で,落下ガスの運動エネルギーが回転エネルギーに変換される半径に当たる遠心力バリア付近(100±20AU)の遷移領域で一酸化硫黄(SO)が増加していることを報告する。遠心力バリアでの化学成分のこのような劇的な変化は予想されていなかったが,おそらく遠心力バリアでの落下運動の不連続性とそこでの局所的な加熱作用によって起きているのであろう。Copyright Nature Publishing Group 2014
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宇宙論 
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