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J-GLOBAL ID：201402228715861448   整理番号：14A0207704

膨張グラファイトによる難燃化軟質PVC

Flexible PVC flame retarded with expandable graphite

著者 (5件)： FOCKE Walter Wilhelm (SARChI Chair in Carbon Technol. and Materials, Inst. of Applied Materials, Dep. of Chemical Engineering, Univ. of ...) ,  MUIAMBO Herminio (SARChI Chair in Carbon Technol. and Materials, Inst. of Applied Materials, Dep. of Chemical Engineering, Univ. of ...) ,  MHIKE Washington (SARChI Chair in Carbon Technol. and Materials, Inst. of Applied Materials, Dep. of Chemical Engineering, Univ. of ...) ,  KRUGER Hermanus Joachim (SARChI Chair in Carbon Technol. and Materials, Inst. of Applied Materials, Dep. of Chemical Engineering, Univ. of ...) ,  OFOSU Osei (CSIR Materials Sci. and Manufacturing, PO Box 1124, Port Elizabeth 6000, South Africa)
資料名： Polymer Degradation and Stability  (Polymer Degradation and Stability)
巻： 100  ページ： 63-69  発行年： 2014年02月 
JST資料番号： E0404B  ISSN： 0141-3910  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 60phrのリン酸エステルで可塑化したPVCに対する難燃剤としての膨張グラファイトの有効性を調べた。35kWm^-2の放射フラックスでのコーンカロリメータ結果から,わずか5wt%の膨張グラファイトの添加によりピーク熱発生率が325±11kWm^-2から63±23kWm^-2に,総熱発生率が55±11MJm^-2からわずか10.7±0.3MJm^-2にそれぞれ低下することが分かった。膨張グラファイトを含む試料は全てが着火し,ごく一時的にのみ燃焼して燃え上がらなかった。膨張グラファイトの顕著な効果はグラファイトの剥離開始温度とPVCの分解開始とが良く一致することに起因し,これは,グラファイト剥離により好ましい時間及び位置で保護バリヤ層が形成されることを意味した。更に,グラファイト剥離とPVCマトリックスによるハロゲン種の同時的放出が可燃性空気燃料混合物の形成を防止した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *グラファイト ,  リン酸 ,  無機酸エステル ,  *ポリ塩化ビニル ,  難燃剤 ,  難燃性 ,  熱発生率 ,  熱量測定 ,  *難燃性高分子 ,  可塑剤 ,  剥離 ,  作用機序 ,  容量
準シソーラス用語： コーンカロリメータ法 ,  リン酸エステル ,  充填量 ,  *軟質ポリ塩化ビニル ,  *膨張黒鉛

分類 (2件)： 抵抗性  (YH02050K) ,  難燃剤  (YH05060Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 膨張 ,  グラファイト ,  難燃化 ,  軟質PVC