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J-GLOBAL ID:201402230756758575   整理番号:14A0064521

L-アルギニン/L-アルギニン誘導体とリゾチーム間の相互作用と蛋白質凝集に及ぼすその凝集阻害効果に対する影響

Interactions Between L-Arginine/L-Arginine Derivatives and Lysozyme and Implications to Their Inhibition Effects on Protein Aggregation
著者 (3件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 1316-1324  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: A0966B  ISSN: 8756-7938  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アルギニン及びその誘導体が蛋白質の凝集を抑制する分子機構の解明を試みた。ニワトリ卵白リゾチーム(HEL)を蛋白質の凝集モデルに使用した。L-アルギニン(Arg)とその誘導体である,L-ホモアルギニン(HArg)やL-アルギニンエチルエステル(ArgEE),L-アルギニンメチルエステル(ArgME)は蛋白質凝集を阻害した。これらArgとArg誘導体添加物の存在下で変性HELのフォールディング動態をストップトフロー蛍光分光分析で初めて検出した。その相互作用の熱力学的特性を等温滴定熱量計(ITC)で測定した。水溶液中のこれら添加物のオリゴマー型を調べるために質量分析を利用した。その結果,これら添加物は,HELとクラスタ分子を形成する強度がArgEE,ArgME,HArg,Argの順であった。ArgとHArgは,主に頭尾結合の環状クラスタ形成であった。ArgMEとArgEEはグアニジニウム基スタッキング相互作用による線形クラスタ形成であった。添加物とHEL間の相互作用は明らかに単量体の量と関連した。クラスタ形成は凝集のための蛋白質-蛋白質間相互作用を締め出す障壁として性能することが分かった。
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分類 (3件):
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分子構造  ,  高分子と低分子との反応  ,  重合触媒,重合開始剤 
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