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J-GLOBAL ID:201402230910726916   整理番号:14A1078355

環境対応材料の現在と展望 アセタール結合含有エポキシ樹脂を用いたリサイクル可能な炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の開発

著者 (2件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 22-28  発行年: 2014年08月10日 
JST資料番号: S0870A  ISSN: 0910-2175  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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CFRPから炭素繊維を回収することを目的にビスフェノールA(BA)とクレゾールノボラック型フェノール樹脂(CN)を用い,4-ビニロキシブチルグリシジルエーテル(VBGE)あるいはシクロヘキサンジメタノールビニルグリシジルエーテル(CHDMVG)と反応させて4種類のアセタール結合含有エポキシ樹脂を合成した。テトラエチレンペンタミン(TEPA)で硬化させた樹脂のTgは21~91°C,熱分解温度は225~273°Cであった。またこれらは塩化水素を含むTHF/水の混合物で分解され,BAまたはCNそしてアミン架橋鎖が生成した。4種の内Tgの高いCN-VBGEおよびCN-CHDMVGを用いてCFRPを作成した。積層板の引張特性はBAから作成したCFRPと同等の特性を示した。このCPRFを塩化水素を含むTHF/水の混合物で24時間処理して樹脂中のアセタール結合を加水分解し,炭素繊維を回収した。しかし通常のBA-CFRPからは炭素繊維は分離できなかった。回収した炭素繊維表面にはエポキシ樹脂および樹脂の分解生成物は付着しておらず,回収繊維の単繊維引張強度は,未使用繊維と変わらなかった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (4件):
分類
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エポキシ樹脂  ,  高分子廃棄物処理  ,  資源回収利用  ,  充填剤,補強材 
物質索引 (5件):
物質索引
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