文献

J-GLOBAL ID：201402232063025984   整理番号：14A1463464

層状遷移金属カルコゲナイド単層コロイドを用いた新規軽量高伝導材料の開発

Development of Light-weighted Conductive Composites from Nanosheet Colloids

著者 (3件)： 榎本博行 (大阪電通大 大学院) ,  佐々木高義 (物質・材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点) ,  川口雅之 (大阪電通大 大学院)
資料名： 大阪電気通信大学研究論集 自然科学編  (Memoirs of Osaka Electro-Communication University. Natural Science)
号： 49  ページ： 9-14  発行年： 2014年07月31日 
JST資料番号： G0383A  ISSN： 0386-4987  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,遷移金属カルコゲナイト(MX₂)を用いてMX₂の層間に任意の厚さの物質を挿入して層間距離を広げて電荷密度波(CDW)を有効に抑制し,MX₂本来が持つ金属性を誘起することにより,金属よりも軽い高伝導性物質「MX₂多層薄膜」を開発することを目的とした。はじめに,ポリエチレンイミン(PEI)/TaS₂交互積層多層薄膜の作製と評価を行い,その結果を示した。次に,ホスト物質をMX₂から層状ペロブスカト酸化物Bi2212に変更して,ポリ塩化ジアリルジメチルアンモニウム(PDDA)/Bi2212交互積層多層薄膜の作製と評価を行い,その結果を示した。X線回折測定により,両者において多層薄膜が作製できているとが確認された。

シソーラス用語： *層状化合物 ,  *遷移金属化合物 ,  *カルコゲン化物 ,  単一層 ,  *コロイド ,  *軽量化 ,  *CDW導体 ,  電気材料 ,  電荷密度波 ,  ポリエチレンイミン ,  タンタル化合物 ,  硫化物 ,  X線回折
準シソーラス用語： 高伝導材料 ,  配線材料 ,  硫化タンタル

分類 (1件)： 導体材料  (NA04020L)

タイトルに関連する用語 (8件)： 層状 ,  遷移金属 ,  カルコゲナイド ,  単層 ,  コロイド ,  軽量 ,  伝導 ,  開発