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J-GLOBAL ID:201402232123873610   整理番号:14A1003914

溶解性ポリアクリルアミドを利用するタンパク質の酵素消化と質量分析に基づくプロテオミクスへのその適用

Enzymatic protein digestion using a dissolvable polyacrylamide gel and its application to mass spectrometry-based proteomics
著者 (4件):
資料名:
巻: 967  ページ: 36-40  発行年: 2014年09月15日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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質量分析に基づくプロテオミクスでの試料の前処理にポリアクリルアミドゲル中の酵素によるタンパク質の消化が,試料のイオン化を妨害する汚染物の除去でのその有効性に起因して利用される。しかし,固体ゲルマトリックスからの消化ペプチドの回収の困難性がこの方法の欠点である。本研究で筆者らは,溶解性のビス-アクリリルシスタミン(BAC)橋かけポリアリルアミドゲルを利用するペプチドの回収率を向上するための新規ゲル内消化法を開発した。BACゲル内での酵素によるタンパク質消化の後,筆者らは,トリス(2-カルボキシエチル)ホスフィンによる還元処理によってゲルを完全に溶解し,ゲルから消化ペプチドを放出させた,筆者らの分析は,BACゲルの還元性溶解が,ペプチドの回収率を高め,不溶性のポリアクリルアミドゲルを利用する従来の方法よりも顕著に高いタンパク質の同定能を有することを示した。また,脱水RACゲル中にトラップされたタンパク質は室温で安定であり,1週間の保存後,再現性のある試料の回収率が得られた。これらの結果は,本法が質量分析に基づくタンパク質の分析のための試料前処理の実施に有効な方法であることを示唆する。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の物理分析  ,  酵素一般 
引用文献 (17件):

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