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J-GLOBAL ID:201402232276101927   整理番号:14A0471681

逐次抽出法により定量した8種の地質調査所(GSJ)提供地球化学参照堆積物中の38元素のスペシエーション

Speciation of 38 elements in eight GSJ geochemical sedimentary reference materials determined using a sequential extraction technique
著者 (3件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 165-188  発行年: 2014年 
JST資料番号: S0495A  ISSN: 0016-7002  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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European Community Bureau of Reference(BCR)により開発された逐次抽出法を地質調査所(日本)より提供された8種の地球化学参照堆積物AIST(JLk-1,JSd-1-4,JMs-1,JMs-2,JSO-1)に応用した。研究は広範囲な地質学的物質の参照物質を用いて,環境研究における逐次抽出法の利用を促進することを目的とした。8種の参照物質よりBCR法により抽出された38元素濃度を定量した。BCR法は対象とする相の元素を次の順序で抽出するように指示している:第一段階,酢酸,第二段階,塩化ヒドロキシアンモニウム,第三段階,過酸化水素と酢酸アンモニウム。第三段階までの抽出残渣を,第四段階としてフッ化水素酸,過塩素酸,硝酸にて溶解する。各抽出段階での元素濃度の変動係数は第一と第三段階で<30%,第二と第四段階で<20%であった。4つの段階での元素濃度の合計(総手順回収率)は,バルク濃度の70%から100%であった。BCR法により得られた参照物質中の元素のスペシエーションは堆積物起源,鉱物組成,堆積環境,人為的影響により影響を受ける。BCR法を基礎とした逐次抽出は環境研究に有効である。8種のバルク組成の保証/推奨された地球化学参照物質は逐次抽出に対する参照物質として有効である。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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岩石圏の地球化学一般 
引用文献 (55件):

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