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J-GLOBAL ID:201402232306463551   整理番号:14A0796323

鉛及び/又はシペルメトリンによる酸化的組織損傷に対するアスコルビン酸のin vivoでの抗酸化能力

In vivo antioxidant potential of ascorbic acid against lead and/or cypermethrin-induced oxidative tissue damage
著者 (4件):
資料名:
巻: 95  号: 9-10  ページ: 1595-1610  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: D0907A  ISSN: 0277-2248  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,アスコルビン酸の抗酸化剤としての予防的な効果について,生態系で一般的に見られる環境汚染物質であるシペルメトリン(CPM)と,鉛(Pb)に対して検討した。雌Wistarラットを使用し,CPMおよびPbの単独又は組合せ,およびアスコルビン酸の有無について,28日間暴露後の肝臓,腎臓及び脾臓における,酸化的ストレスのレベルについて調査した。肝臓のタンパク質含有量は,共同曝露群のみならずCPMまたはPb単独でも大幅な減少を示し,CPMおよびPbの両方とも,酸化ストレスの強力な誘導物質であった。すべての組織検査において,脂質過酸化(LPO)の有意な増加と,グルタチオン(GSH)レベルの減少が認められるとともに,脾臓におけるグルタチオン-S-トランスフェラーゼ(GST)及びグルタチオンペルオキシダーゼ(GPx)活性が有意に低下し,同時に,肝臓および脾臓におけるスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)は,顕著な低下を示した。また,酸化ストレスは,CPMまたはPb単独処置群と比較して,同時暴露群で減少した。アスコルビン酸の添加群は,Pb,CPM単独添加群または組み合わせ群において,LPO,CAT,SODとGPxを対照群の値に有意に回復させ,かなりの効果を示した。アスコルビン酸による肝臓,腎臓および脾臓の抗酸化状態の改善は,ヒトおよび動物における,重金属および農薬の単独暴露および複合暴露に対する,化学的予防のための有望なツールであることを表わしているといえる。
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分類 (2件):
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ビタミンB群  ,  薬理学一般 

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