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J-GLOBAL ID:201402233251303661   整理番号:14A1067171

アルデヒド類の脱カルボニル化を基軸としたカルボニル化合物の新合成法

Novel Methods for the Synthesis of Carbonyl Compounds Based on Decarbonylation of Aldehydes
著者 (2件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 983-991  発行年: 2014年09月01日 
JST資料番号: F0383A  ISSN: 0037-9980  CODEN: YGKKAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ホルミル化合物と有機基質とを遷移金属触媒の存在下で反応させることにより,使用した触媒が,一方でホルミル化合物からカルボニル単位の引き抜き(脱カルボニル化),他方引き抜いたカルボニル単位を有機基質へ導入(カルボニル化)することを期待した。この戦略に基づいて,いくつかのカルボニル化合物の新合成法を概説した。まず,アルデヒド代替カルボニル化法の開発では,分子内に炭素-炭素三重結合と二重結合を有するエンイン類の環化カルボニル化反応(Pauson-Khand型反応)を選択し,触媒として[RhCl(cod)]2(cod=1,5-シクロオクタジエン)とdppp(1,3-ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン)を用いて上述の戦略を実現できた。次に,より入手可能なホルミル化合物の利用では,取り扱いが容易であるホルマリンを用いる方法を検討した。また糖類の利用も検討した。さらに,アルデヒド代替法を用いた種々のカルボニル化反応では,分子内に求核部位を有する2-ハロベンゼン類のカルボニル化環化カップリングとアルキン類の環化ヒドロカルボニル化とアルキンとアリールボロン酸とのカルボニル化カップリングとアルケンの直鎖選択的ヒドロホルミル化を紹介した。
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分類 (5件):
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触媒反応一般  ,  貴金属触媒  ,  有機化学反応一般  ,  付加反応,脱離反応  ,  環化反応,開環反応 
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