文献

J-GLOBAL ID：201402234254922571   整理番号：14A0253053

ナノポーラスプルシアンブルー類似体中のアルカリカチオンの可能性と機能

Alkali Cation Potential and Functionality in the Nanoporous Prussian Blue Analogues

著者 (2件)： MORITOMO Yutaka (Univ. Tsukuba, Ibraki, JPN) ,  TANAKA Hiroshi (Shimane Univ., Shimane, JPN)
資料名： Advances in Condensed Matter Physics (Web)  (Advances in Condensed Matter Physics (Web))
巻： 2013  ページ： ARTICLE ID 539620,1-9  発行年： 2013年 
JST資料番号： U7023A  ISSN： 1687-8108  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノポーラス材料内のカチオンおよび/または分子の移動は,リチウムイオン,二次電池,イオン交換,水素貯蔵,分子センサー,分子フィルタなどで利用されている。ここでは,ab initio全エネルギー計算を実施し,ジャングルジム型ナノ多孔性フレームワークを持つプルシアンブルー類似体A_xM[Fe(CN)₆]_yzH₂O(A=Li,Na,K,RbおよびCs;M=Co,Ni,MnおよびCd)中のアルカリカチオンポテンシャルを導出した。大きなカチオンすなわちK⁺,Rb⁺およびCs⁺のポテンシャル曲線は,ホストフレームワークの窓に障壁を呈し,小さなカチオンつまりLi⁺およびNa⁺のものは何の障壁を示さなった。プルシアンブルー類似体で観察された有益な機能を説明した。つまり(a)Li⁺のインターカレーション/デインターカレーションが介在する電池特性,(b)全固体デバイス中のNa⁺移動が介在するエレクトロクロミズムおよび(c)アルカリカチオンポテンシャルの面で沈殿による水溶液からのCs⁺の排除。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *金属イオン ,  カチオン ,  材料 ,  多孔質体 ,  移動 ,  *ヘキサシアノ鉄酸塩 ,  *無機顔料 ,  ab initio法 ,  エネルギー計算 ,  挿入 ,  イオン化ポテンシャル ,  アルカリ金属 ,  アルカリ金属化合物 ,  カドミウム錯体 ,  格子定数 ,  水溶液 ,  コバルト化合物 ,  ニッケル化合物 ,  マンガン化合物 ,  カドミウム化合物
準シソーラス用語： *アルカリ金属イオン ,  イオン移動【移動】 ,  ナノポーラス材料 ,  *プルシアンブルー ,  分子移動 ,  ab initio計算 ,  リチウム挿入

分類 (1件)： 鉄の錯体  (CE01091H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 類似体 ,  アルカリ ,  カチオン ,  可能性