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J-GLOBAL ID:201402234478479258   整理番号:14A0036996

Fe-30.5at.%Ni合金におけるマルテンサイト変態の粒子径と結晶粒径の影響

Effects of particle and grain sizes on martensitic transformation in an Fe-30.5at.%Ni alloy
著者 (3件):
資料名:
巻: 577  号: Supplement 1  ページ: S348-S352  発行年: 2013年11月15日 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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磁化率測定の温度依存とX線回折でFe-30.5at.%Ni合金のマイクロメータサイズの単結晶と多結晶の粒子中でのマルテンサイト変態を調査した。次の結果が得られた。1)多結晶粒子はいわゆるアサーマル-マルテンサイト変態を示し,粒子径を1000μm(平均結晶粒径は250μm)から18μm(平均結晶粒径は3.7μm)に減少するに従って,Ms温度は215Kから151Kまで減少した。また,7.6μmのサイズの単結晶粒子も多結晶粒子のようにいわゆるアサーマル-マルテンサイト変態を示したが,Ms温度は劇的に減少した(Ms=77K)。2)4.6μmのサイズの単結晶粒子はMs温度を持たず,「いわゆる」等温マルテンサイト変態を示した。しかしながら,焼結でそして/または変形で,粒子の中に結晶粒界と転位を導入するとMs温度がこの粒子の中に再び現れた。これらの結果を考えて,Fe-Ni合金のマイクロメータサイズの粒子のマルテンサイト変態の抑制は核生成のための格子欠陥(結晶粒界や転位)の不在によるものと結論づけた。さらに,4.6μmのサイズの単結晶粒子は磁場の下で再びアサーマル-マルテンサイト変態を示し,マルテンサイト変態の化学的駆動力は約2.0kJ/molと見積もられた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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変態組織,加工組織  ,  金属相変態 
タイトルに関連する用語 (4件):
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