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J-GLOBAL ID:201402234952672331   整理番号:14A0791687

重い電子系Ce(Ru1-xRhx)2(Si1-yGey)2の異なる反強磁性相関の競合

Competition of different antiferromagnetic correlations in a heavy fermion Ce(Ru1-xRhx)2(Si1-yGey)2
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資料名:
号: 2013-039  ページ: 1-3-1 (WEB ONLY)  発行年: 2014年02月 
JST資料番号: U0296A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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CeRu<sub>2</sub>Si<sub>2</sub>は,反強磁性(AFM)量子臨界点(QCP)の近くにある常磁性重電子系である。この化合物では,磁気波数ベクトルq1=(0.31,0,0),q2=(0.31,0.31,0),q3=(0,0,0.35)をもつ3つのAFM相関が共存し,相互に競合し得る。RuをRhに置換することにより,Rh 濃度xが0.03<x<0.35の範囲で,q3-AFM相関が長距離磁気秩序,q3相を成長させる。一方,SiをGeに置換することによって,又はCeをLaに置換することによって,q1 AFM秩序,q1相が出現することが報告されている。このような競合する反強磁性相や常磁性フェルミ液体(FL)の量子相転移を研究するための第一歩として,著者らは,Ce(Ru<sub>1-x</sub>Rh<sub>x</sub>)<sub>2</sub>(Si<sub>1-y</sub>Ge<sub>y</sub>)<sub>2</sub>の多くの単結晶サンプルを成長させxy相図を構成することを試みた。その結果として,著者らは中性子散乱実験と磁化測定から得られたCe(Ru<sub>1-x</sub>Rh<sub>x</sub>)<sub>2</sub>(Si<sub>1-y</sub>Ge<sub>y</sub>)<sub>2</sub>のx-y相図を示し,q1+q3相が熱力学的平衡状態であると結論付けている。また,著者らはCeRu<sub>2</sub>Si<sub>2</sub>のSiのSiをGeに置換することによって現れるAFM相は単純なq1相ではなく,q1+q3相であることを発見した。
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分類 (2件):
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中性子回折法  ,  その他の無機化合物の磁性 
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