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J-GLOBAL ID:201402235362999889   整理番号:14A0288034

ナノカーボンのこれまでと今後の展開

Study of Nanocarbons-Past and Future-
著者 (6件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 36-45 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: G0323A  ISSN: 1344-4425  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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我々の生活を支えているシリコン (ケイ素) をベースとした半導体技術が大変革を実現した一因に物性・機能の制御が可能となった点が有る.またケイ素は資源が潤沢であり,偏在していないことが重要であった.同じ14族の炭素は地表においてケイ素の1/1000程度の存在量であるが集中的に存在して利用しやすく,またsp3結合が主となるシリコンと異なり,炭素はsp2やsp混成軌道の結合性によって多様な構造体が実現できる.このため,構造の制御によって広い範囲の物性制御が可能である.特に次元性を備えたナノカーボンでは特異な物性が発現し,かかる理由から近年,最も活発な材料研究領域となっている.本稿ではフラーレンやナノチューブ,そしてグラフェンといったナノカーボンとその類型について,特に応用と安全性に関して先行しているカーボンナノチューブを中心に概説したい.(著者抄録)
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分類 (1件):
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炭素とその化合物 
引用文献 (54件):
  • 1) A. Oberlin, M. Endo, T. Koyama, “Filamentous growth of carbon through benzene decomposition,” J. Cryst. Growth, 32, pp. 335-349 (1976).
  • 2) M. Endo, “Grow carbon fibers in the vapor phase,” CHEMTECH, pp. 568-576 (1988).
  • 3) M. Endo, K. Takeuchi, S. Igarashi, K. Kobori, M. Shiraishi, H. W. Kroto, “The production and structure of pyrolytic carbon nanotubes (PCNTs),” J. Phys. Chem. Solids, 54, pp. 1841-1848 (1993).
  • 4) R. Saito, M. Fujita, G. Dresselhaus, M. S. Dresselhaus, “Electronic structure of graphene tubules based on C60,” Phys. Rev. B, 46, pp. 1804 (1992).
  • 5) K. S. Novoselov, A. K. Geim, S. V. Morozov, D. Jiang, Y. Zhang, S. V. Dubonos, I. V. Grigorieva, A. A. Firsov, “Electric Field Effect in Atomically Thin Carbon Films,” Science, 306, pp. 666-669 (2004).
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