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J-GLOBAL ID:201402235631820181   整理番号:14A0546977

指差喚呼のエラー防止効果の検証

Error Prevention Effects of Point and Call Checks
著者 (4件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 5-10  発行年: 2014年05月01日 
JST資料番号: X0700A  ISSN: 0914-2290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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指差喚呼がエラー防止効果を持つ理由として次の5つが挙げられている。1)指差による視線停留効果,2)指差による反応遅延の焦燥反応抑制効果,3)喚呼の記憶強化効果,4)指差喚呼によるエラー気づき効果,5)指差喚呼による覚醒効果。しかし,この中には実験的に検証されていない効果や検証が不十分の効果も含まれている。そこで,本研究では,これら5つのエラー防止効果を実験的に検証した。各効果の検証の方法と得られた結果について考察した。概括すると,明確な結果が得られた効果もあれば,そうでないものもあった。それぞれのエラー防止効果についてさらにデータを蓄積する必要がある。一方で,体系的にエラー防止効果の検証を試みたという点で,本研究は指差喚呼のエラー防止効果の解明に貢献した。どういった効果によってエラーが低減するかを教育することによって現場作業者は納得感を持って指差喚呼を行うことができる。
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分類 (1件):
分類
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輸送と業務 
引用文献 (7件):
  • 清宮栄一・池田敏久・冨田芳美:複雑選択反応における作業方法とPerformanceとの関係について-「指差・喚呼」の効果についての予備的検討-,鉄道労働科学,Vol.17,pp.289-295,1965
  • 芳賀繁・赤塚肇・白戸宏明:「指差呼称」のエラー防止効果の室内実験による検証,産業・組織心理学研究,Vol.9,No.2,pp.107-114,1996
  • 飯山雄次:指差唱呼の効用と応用:その科学的背景,安全,Vol.31,No.12,pp.28-33,1980
  • Kenemans, J. L., Bekker, E. M., Lijffijt, M., Overtoom, C. C. E., Jonkman, L. M. and Verbaten, M. N., "Attention deficit and impulsivity: Selecting, shifting, and stopping," International Journal of Psychophysiology, Vol.58, No.1, pp.59-70, 2005.
  • Owen, A. M., McMillan, K. M., Laird, A. R. and Bullmore, E., "N-back working memory paradigm: a meta-analysis of normative functional neuroimaging studies," Human Brain Mapping, Vol.25, No.1, pp.46-59, 2005.
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