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J-GLOBAL ID:201402235944704662   整理番号:14A0564985

相変化物質としてD-マンニトールのナノサイズ細孔含浸による熱耐久性改善

Improvement in thermal endurance of D-mannitol as phase-change material by impregnation into nanosized pores
著者 (5件):
資料名:
巻: 146  号:ページ: 253-260  発行年: 2014年08月14日 
JST資料番号: E0934A  ISSN: 0254-0584  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,相変化材料(PCM)としてのD-マンニトール(融点Tm=440K)の融点の制御と熱耐久性の向上を,PCMを多孔質SiO2粒子のナノサイズ細孔内へ真空含浸することによって行った。第一に,PCM/SiO2複合材料のTmと潜熱(L)に対する多孔質SiO2の平均細孔径(DP)の効果を調べた。第二に,PCMと複合材料のLを基に定温反応解析により複合材料の熱耐久性を調べた。第三に,複合材料に融解・凍結のサイクル試験を行い,PCMの漏れを評価した。試料の熱物性を示差走査型熱量測定により計測し,以下の結果を得た。(1)複合材料の含浸率は0.91~0.99であった。従って,ほぼ全ての細孔が完全にPCMにより充填されていた。(2)DPが小さい程Tmは低温側に移行し,DP11.6nmのPCM/SiO2複合材料の場合には413Kに達した。(3)細孔壁面に不凍性の層が存在することを考慮して,Gibbs-Thomson方程式から,TmをDPの関数として導くことができた。(4)DP=11.6nmのPCM/SiO2複合材料の熱分解耐久時間は,純粋なPCMと比較して,それぞれの融点より10K高い温度において,3倍長いものであった。(5)DP=11.6nmのPCM/SiO2複合材料は,PCMの漏れのない形状安定なPCM複合材料として使用することができる。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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相平衡・状態図一般  ,  合成鉱物 
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