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J-GLOBAL ID：201402236265736950   整理番号：14A0551737

離散事象システムにおける事前安定制御器のための計算について

On Computation for Prestabilizing Controllers in Discrete Event Systems

著者 (2件)： PRUEKPRASERT Sasinee (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  USHIO Toshimitsu (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 113  号： 466(MSS2013 75-96)  ページ： 13-17  発行年： 2014年02月27日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文は,決定論的離散事象システム(DES)における事前安定性および事前安定可能性について研究した。状態は,それからスタートする全てのランが最終的に目標状態に入れば,事前安定と呼ばれる。状態は,制御されたDESが事前安定であるよう強制するフィードバック制御器が存在すれば,事前安定可能と言われる。ここでは,事前安定状態の最大集合の計算のためのアルゴリズムと,事前安定可能状態の最大集合とその事前安定化制御器の計算のためのアルゴリズムの,2つの効率的なアルゴリズムを示した。これらのアルゴリズムの時間複雑度は,トランジションの数に関して1次の関係であり,一方Oezveren他の提案によるアルゴリズムは状態の数に関して2次の関係であった。一般に,イベントの数は状態の数より小さいため,トランジションの数は状態の数の2乗より小さい。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *離散系 ,  状態推定 ,  *安定性 ,  計算量 ,  フィードバック制御 ,  アルゴリズム ,  CPU時間
準シソーラス用語： 計算アルゴリズム ,  決定論 ,  状態フィードバック制御 ,  *離散事象システム

分類 (1件)： システム・制御理論一般  (IA02010H)

引用文献 (10件)：

• P. J. Ramadge and W. M. Wonham, “Supervisory control of a class of discrete event processes,” SIAM Journal of Control and Optimization, vol. 25, no. 1, pp. 206-230, 1987.
• - , “Modular feedback logic for discrete event systems,” SIAM Journal of Control and Optimization, vol. 25, no. 5, pp. 1202-1218, Sept. 1987.
• F. Lin and W. M. Wonham, “Decentralized supervisory control of discrete-event systems,” Information Sciences, vol. 44, no. 3, pp. 199-224, 1988.
• R. Kumar, V. K. Garg, and S. I. Marcus, “Predicates and predicate transformers for supervisory control of discrete event dynamical systems,” IEEE Transactions on Automatic Control, vol. 38, no. 2, pp. 232-247, 1993.
• S. Takai, T. Ushio, and S. Kodama, “Static-state feedback control of discrete-event systems under partial observation,” IEEE Transactions on Automatic Control, vol. 40, no. 11, pp. 1950-1954, 1995.

タイトルに関連する用語 (3件)： 離散事象システム ,  制御器 ,  計算