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J-GLOBAL ID:201402237375680264   整理番号:14A0228442

離散時間系に対する適応出力フィードバック制御のためのFRITによるPFC設計

著者 (4件):
資料名:
巻: 132  号:ページ: 834-841  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: S0810A  ISSN: 0385-4221  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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システムのASPR(概強正実)性に基づく適応出力フィードバック制御手法が実用的な手法として注目されている。しかしながら,実在するシステムの多くは,ASPR条件を満たしていないという問題がある。これに対し,FRIT(Fictitious Reference Iterative Tuning)法を応用したPFCの設計法が連続系に対して提案されている。しかし,多くのシステムでは得られる実験データはサンプル値であり,離散時間系として取り扱う必要がある。そこで,本論文では,連続時間系に対して提案されているFRIT手法を離散時間系へと拡張し,連続時間系の場合と同様の手順および解析により,離散時間系に対するSPR(ASPR)条件を考慮することで離散時間系に対するPFCがFRIT法により設計できることを示した。また,離散時間系においては,PFCの構造をFIRモデルで近似することで最小二乗法により簡単にPFCパラメータを決定できることも示した。さらに,得られたPFCを併用した離散時間系に対する適応出力フィードバック制御系設計法を示し,数値シミュレーションにより検証した結果,提案手法の有効性を確認することができた。
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分類 (1件):
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制御機器一般 
引用文献 (12件):
  • (1) 岩井善太・水本郁朗・大塚弘文:「単純適応制御(SAC)」,森北出版 (2008)
  • (2) F. Allgower, J. Ashman, and A. IIchmann: “High-gain adaptive λ-tracking for nonlinear system”, Automatica, Vol. 33, No. 5, pp. 881-888 (1997)
  • (3) I. Mizumoto, R. Michino, Y. Tao, and Z. Iwai: “Robust adaptive tracking control for time-varying nonlinear systems with higher order relative degree”, Proc. of the 42nd IEEE CDC, pp. 1041-1046 (2003)
  • (4) H. Kaufman, I. Barkana, and K. Sobel: Direct Adaptive Control Algorithms 2nd Ed., Springer (1997)
  • (5) I. Mizumoto and H. tanaka: “Model free design of PFC for adaptive output feedback control and application to a control of magnetic levitation system”, Proc. of 2010 IEEE CCA: Part of 2010 IEEE Multi-Conference on Systems and Control, Yokohama, Japan, September, pp. 35-40 (2010)
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