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J-GLOBAL ID：201402238643947801   整理番号：14A0646602

ガストンネル型プラズマジェットを用いたセリア・イットリア安定化ジルコニア溶射皮膜の作製

Fabrication of Ceria-yttria-stabilized Zirconia Coating by Gas Tunnel Type Plasma Spraying

著者 (5件)： 茂村淳平 (近畿大 大学院総合理工学研究科) ,  松谷貴臣 (近畿大 大学院総合理工学研究科) ,  中野人志 (近畿大 大学院総合理工学研究科) ,  小林明 (大阪大 大学院工学研究科) ,  小林明 (マレーシア日本国際工科院)
資料名： プラズマ応用科学  (Applied Plasma Science)
巻： 21  号： 2  ページ： 141-145  発行年： 2013年12月 
JST資料番号： L4460A  ISSN： 1340-3214  CODEN： POKAFE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,1700°C級ガスタービンエンジンのタービンブレードの耐熱性向上を目的として遮熱皮膜材料として従来の安定化ジルコニア材よりも低熱伝導率,耐熱衝撃性および高温耐食性を向上させたセリア・イットリア安定化(CYZ)ジルコニア皮膜の特性を検討した。ガストンネル型プラズマ溶射装置を用いて,ステンレス鋼基板上にCYZ皮膜を溶射し,光学顕微鏡,走査型電子顕微鏡,およびX回折法を用いて皮膜特性を調べ,次の結果を明らかにした。1)生成皮膜断面観察結果から剥離,損傷の無い良好な密着状態が認められた。2)皮膜は溶射による劣化挙動は観察されず,優れた高温安定性を示した。3)溶射時のプラズマ出力増加に伴って皮膜硬度が増加した。

シソーラス用語： プラズマ溶射 ,  *プラズマジェット ,  セラミック ,  酸化イットリウム ,  *酸化ジルコニウム ,  酸化セリウム ,  ガスタービン ,  ガス機関 ,  タービン翼 ,  被覆層 ,  熱伝導率 ,  耐熱衝撃性 ,  高温腐食 ,  基板 ,  *溶射層 ,  安定性 ,  出力 ,  押込硬さ ,  耐熱性 ,  オーステナイト系ステンレス鋼
準シソーラス用語： イットリア安定化ジルコニア ,  ガスタービンエンジン ,  ガストンネル型プラズマ溶射 ,  遮熱被覆層 ,  SUS304

分類 (1件)： 金属材料へのセラミック被覆  (YC02050V)

引用文献 (10件)：

• M. Yoshiba, Thermal Barrier Coating for Gas Turbine Engine (1), Gas Turbine Soc. of Japan, Vol 25, (No.97), 1997, p57-64 (in Japanese)
• Y. Kojima and H. Arikawa, Gas Turbine for power generation coating technology, Gas Turbine Soc. of Japan, Vol 30, (No.6), 2002, p11-14 (in Japanese)
• S. Oki and K. Ueno, Thermal spray engineering handbook, Japan Thermal Spray Soc., 2010, p148-150 (in Japanese)
• M. Yoshiba, Thermal Barrier Coating for Gas Turbine Engine (4), Gas Turbine Soc. of Japan, Vol 26, (No.101), 1998, p63-68 (in Japanese)
• Y. Ono, S. Sodeoka, M. Suzuki, K. Ueno, and H. Kawashima, Effects of Yttria Doping on the Properties of Plasma Sprayed Ceria Stabilized Coating, J. of Japan Thermal Spray Soc., Vol 32, (No.2), p15-25

タイトルに関連する用語 (6件)： トンネル ,  プラズマジェット ,  セリア ,  イットリア安定化ジルコニア ,  溶射皮膜 ,  作製